コンピュータやソフトウェアのあれこれ@道民(&元道民)
review
「インセプション」を観たよ
1月 16th
「インセプション」を観たよ
会社の人が「こういうの好きそうだから」という理由で貸してくれました.まさにその通りで,とても面白く観られました.
ワーナー・ホーム・ビデオ
¥ 2,551
主人公のお仕事の特徴が
- 階層を行き来して仕事する
- 現実世界を元にして構築する.だけど現実世界の法則に縛られない
- 思考速度にレバレッジがかけられる
あたり,プログラマのお仕事に似ていてとても共感できますね.
頭を使う必要のある凝った映画が好きな人は是非観るべきです.
胡蝶の夢なんかもそうですが,今認識している世界がはたして現実であるかどうかはわからないですよねー.証明のしようがない.まぁここで精一杯楽しくやるだけです.
「ネーミングの掟と極意」まとめ
1月 7th
「ネーミングの掟と極意」まとめ
社内研修で「ネーミングの掟と極意」の話をしたのでまとめておきます.物事への名前の付け方について悩んだり,名前と機能の乖離に苦しめられたことのある人は凄くうなずける内容だと思います.
この本は『新春座談会 このコンピュータ書がすごい! 2009年版』で紹介してもらったんだっけな.とても良い本なので是非ご一読下さい.
あと,今回の研修で話として出たんだけど,この辺の話は名付け親が,名付ける単語について正しい知識を持っているのが前提ですね.つまり,漢字や熟語で名前を付ける場合はまず国語辞典を引くという作業をした方が良さそうです.
名前って何なのさ
コミニュケーションの道具
どの名前付けを扱うか
- 技術的な側面からの名前付け
- マーケティングな側面からの名前付けは扱いません
名前付けについて今すぐ考えるべき3つの理由
- 名前は,独り歩きしやすい -> いろんな所から参照されるため,付けた名前を途中から変えるのはとても難しい
- 名前は,チェックを誰でも今すぐ始められる
- 名前は,つけた人たちの考え方を伝える
名前付けの方法論
7 つある.名前をつける前に 2 つ,名前を仮付けした後に 5 つ.
名前をつける前に考えること
ビジュアライズ
構造と順番を図解する
サマライズ
ビジュアライズで作った図の小さなカタマリ毎に名前をつける
名前を仮付けした後に考えること
ループバックチェック
名前と説明を並べて,説明を消した場合に,名前から説明を想像できるかを確認する
用語列挙チェック
名前を単語毎に分解して,その単語が使われている例を列挙することで,その単語がイメージに合っているかを確認する
あいまい用語チェック
意味をさまざまに捕えられる用語が入ってないか確認し,もし入っていれば他の用語に置きかえられないか検討する.
あいまい用語の例
- 特定
- 特殊
- 指定
- 一般
- 普通
- 通常
- 現状
- 原因
- 結果
- 目的
- 基準
識別効果チェック
使われている文の中で「文字」「音」が目立つようになっているか
例えば…
- 普通の文の中に 3 文字の英字があると目立つ.
- 初級者モード,上級者モードがあると,電話口でモード名を言ってもらう場合に,「ショ」と「ジョウ」の違いが聞きとれるだろうか…
- 初心者モード/上級者モード
- 初心者モード/達人モード
- ビギナーモード/エキスパートモード
コトバ関係チェック
一緒に使われる言葉を考える.
用語列挙チェックとの違いは?
- 「操作」の用語列挙で考えること -> 操作が含まれる単語を探す
- ハンドル操作
- 情報操作
- 機械操作
- 「命令」のコトバ関係チェックで考えること -> 命令と関係ある内容を探す
- 命令の学習
- 命令の遂行
- 結果の報告
コトバ関係チェックで考えた単語を,説明に盛り込んでおくと,使う人が連想しやすい.