コンピュータやソフトウェアのあれこれ@道民(&元道民)
Agile
実践アジャイルテスト読書会 01に参加しました
2月 23rd
2月20日(月)に開催された、実践アジャイルテスト読書会 01に参加しました。
今回から始まった読書会、どのようなものかというと(ATNDより)
- 「 実践アジャイルテスト 」をベースにテストに関して学ぶ
- 勉強会の中では書籍の読み合わせ(輪読)は行わない
- あらかじめ該当の章を読み進めて来ることが前提(書籍の購入は必須)
- 担当者が予習して文書(sphinx)にまとめておきそれを元に発表していく形式
大学時代のゼミを思い出します。
1回1回が結構ヘビーになりそうです。
(Head First JavaScript読書会もあるし、アジャイルサムライ読書会もあるし…)
ただ、第1回と第2回は概要についての話になると言う事で「書籍購入不要」。
本を購入せずにどのような勉強会か空気をつかもうと思い参加しました。
まぁ、書籍を持っていなかったの、私だけだったんですけどね…。
アジャイル開発の中でのテスターの重要性
今回の範囲は「1.アジャイルテストとは?」。
大きく分けて以下の3つについて話をしました。
- アジャイルについて
- アジャイルな現場のテスターの役割
- アジャイルなテストについて
アジャイルについて
アジャイル宣言なども読みながら、何に価値をおいているかを理解する。
- アジャイルの価値 “ごく短いリリースサイクルで、ビジネスの価値の小さな塊を提供すること”
- アジャイルの前提 “チームが個々の役割以上の事をする – 職能横断的”
- アジャイルで重要なことは “スピードではなく、高い品質を提供し続ける事”
他の読書会などでも考えていることなので、大きなずれはありませんでした。
スピードではなく高い品質のものを提供し続ける事が大事、と言う部分は絶対に忘れてはいけない。
アジャイルな現場のテスターの役割
チームが個々の役割以上の事をする中で、テスターとはどのような位置づけになるか。
- テスト以上の事をしなければいけない
- バグを見つける事を第一目的とするのではなく、「製品をよくする」為に改善点を探す事を一番大事にする
- テストの中で得られた情報を元に、よりよい方向に “テストを変化させる”
- テスターはお客さんとプログラマの橋渡しができる立場にいる
- テスターの仕事は、顧客がイテレーション毎に実現したいことは何かを顧客が言えるようにすること
ソースコードのテストはプログラマも行う事が多いですが、それによりテスターのやる事がなくなるわけではなく、もっとさらに高い次元のテストを行える事を喜ぶべき、と書いてありました。
プログラマーであっても、テストをする時はテスターの帽子をしっかり意識しないとな。
アジャイルサムライ読書会では開発者各自がどのようなポジションでどのような事をやるかまでは突っ込んでは書かれていない(心構えやチーム作りの話が多い)ので、具体的な「誰はどのような目的でどんな事をやる」というのを整理できたのがよかった。
顧客チームと開発チームの相互作用のベン図はとてもわかりやすかった。
しかし、「顧客がイテレーション毎に実現したいことは何かを顧客が言えるようにすること」って、難しいですね。とてもハードルが高い。
アジャイルなテストについて
アジャイルテストの4象限のうち、アジャイル開発のテスターが行う事は主に「ビジネスに面したテストや要求機能に対するテスト(右上寄り)」となる。
目的は上記テスターの心構えで書いた通り。そのためのテストタイプはたくさんある。
20の質問
今回はその中でも重要になる「探索的テスト」のアプローチを学ぶと言う事で「20の質問」ゲームをしました。
担当者@shuji_w6eさんが頭に思い浮かべたものを、他の人が「Yes/No」で答えられる質問をしながら何かを当てていく(絞り込んでいく)ゲーム。ゲーム?のようなもの。
2回やったのですが、面白かったです。
ちょっと長いですが質問を全部載せてみます。(取りこぼしがあるかも)
<1回目>
現実に存在するか Y
お店に売っているか たぶんN
食べられるか N
自ら動く事ができるか N
さわることができるか N - 触るものじゃない
日本で生まれたものか N
私たちが目にするものか われわれはY 普通の人はN
電気を通す事ができるか N
目に見えるか Y
生き物か N
かべにかかるものか Y かかる時もある
やわらかいものか わからない
光るか N
今日それとかかわったか N
におうか N
カラフルなものか Y カラフルな場合は結構ある
それは絵ですか N 近い
それはホワイトボードか N ホワイトボードに関連する事もある
いろいろなものがまとまっているものか Y
作る事はできるか Y
変化しないものか N 通常は変化する
自分で作った事はあるか Y
アジャイルに関係するか Y する場合もある
それは言語か N
それは工場にあるか Y よくある
それは何かを書くものか わからない
それは何かが書かれるものか Y
それは カンバンですか N 近いけど違う
一般的にあるか 一部の業種の会社にはよくある
一部の業種とは営業か N
一部の業種とは飲食業か N
それは貼る事ができるか Y
それはポスターか N
それがないと使っている人は不便か Y
それは工程表か Y
1回目が終わった時に
「得られた情報を共有しようとする気持ちが足りない、誰が当てるかのゲームではない、チームで当てるために得られた情報から絞り込むというアプローチを考えた方がよい」
と指摘されました。
それをうけてもう一回。
<2回目>
さわれるか Y
食べられるか N
目に見えるものか Y
重いものか 通常はY - 感覚的なものは忘れた方が良い
動くか N
売っているか Y
中に何かを入れるものか Y
どの家庭にもあるものか 通常はY ない家庭もある
独身の家庭にはありますか Y ある場合もない場合もある
それは台所にあるか Y ある場合もある
もつ/もたないは所得に関係するか N
子供がいるかどうかに関係するか N
それでインターネットをする事ができるか N
男性が使うものか N 男性だけのものではない
マンションにあるものか だいたいY
高齢の人が使うものか Y
寒冷地の家庭には必ずあるか Y
沖縄にあるか N 基本的にない ある場合もあるかも
火に関連するものか Y
赤いものか Y 赤い場合もある
冬に使う頻度が上がるものですか Y
それは暖房(ストーブ)ですか Y
「どのような家庭にあるか?」という観点で絞り込みをかけていっているのがわかると思います。
また、1回目に比べてゴールまでの質問数も少なくなりました。
このような感覚やアプローチする方法が「探索的テスト」では必要になるそうです。
なるほどなー。
20の質問ゲームはとても楽しかったです。
皆さんならどんな質問をしようと思いますか?
いろんな人とやってみるとアプローチの方向性が見えて面白いかもしれない。
1回目を終えて
本の内容として、とても高い所を目標にしているので、現実で実現しようと思うと困る所や足りない所がたくさん見えてきそうです。心が折れそうになることもあるようです。
また、本自体も厚く、読み進める事自体がかなり難しそう。
しかも予習必須…! とてもハードな読書会です。
でも、だからこそ、1人でやっても無理なので読書会で学んでいくのが良いのかな、と思いました。
(ということで、読書会中に書籍を購入しました
)
次回もがんばってついていきたいです。
第14回アジャイルサムライ読書会 @札幌道場 開催
2月 15th
第14回アジャイルサムライ読書会 札幌道場を開催しました。
参加者は9名。いろんな方向の話をまとめるのは難しいなあーと感じた回でした。
今回の範囲で「グっときた」ところ
全員が正しい方向へ向かっているかを絶えず確認できるようにしなければならない
お客さんが隣に座っている
勉強会として
自宅に帰って本を読み返しつつまとめのwikiを書いていて、若干文脈が違うディスカッションがあったかもしれないなと感じました。
「必要な分だけ、必要なときに」分析すること
“そのイテレーションで必要なものだけを分析していたら全体像が見えなくならないかな?”という話題がでました。
ここでいう「分析」がどういうものを示すのかをきちんと考えておくべきだったなあ。
見知らぬ土地に連れて行かれて「君のフィールドはここだ!さあ武器と防具を選んで!」というイメージではなくて、
見知った自分の土地のうち「今回はあの区画を耕そう、そのためには何の準備が必要かな」そんなイメージ。
(あまりに抽象的すぎますが。)
本章Ⅲ部の計画の段階で下地ができていて、それをさらに落とし込むという段階での「分析」だと思うのだけど、この段階では全体像はどこまで共有できていて、どこまで準備できているんだろう。
決して「行き当たりばったり」でも「今までの経験とスキルでなんとかなる」ものでもないと思う。
実際の業務の場合、この段階での「分析、設計」ってどんな事をするのかな。そしてその段階で揃っている情報はどんなものなんだろう。仕様面だけじゃなくて、技術的・アーキテクチャの面はどこまで固まっているんだろう。
この本で文書は不要と言っているかどうか
“会話とちょっとした文章だけで伝わるから文書はそんなに必要ないというのは文書化できない事に対する言い訳じゃないのかな?”という話題がでました。
家に帰って気がついたのだけど、完全に議論の途中で自分が文中から読み落としてしまっていたところがありました。
この本で、同じ机を全員が囲めるような小さなチームに必要はないだろうと言われているのは「形式的な」文書、ですね。
文書そのものが全くなくて良いと言っているのではなく、2,3人のチームでは「基本設計書」「○○仕様書」みたいな形式的な文書を作る必要はないよね、というニュアンスなんじゃないかなと、読み返して感じました。
「形式的な」って原著だとどのような単語になっているのだろう。
重要な事は「全員が正しい方向へ向かっているかを絶えず確認できるようにしなければならない」事。
その方法として文書が必要なチームは必要な文書を作ればいいし、膝を突き合わせてじっくり話し合う事でイメージが共有でき、それでプロジェクトを進める事のできるチームは、話し合いの時の絵や図、カードのメモだけでプロジェクトがうまくすすんでいくんじゃないかなあという個人的な結論に今は至っています。
ペアプロの話
今日はペアプロやってどうだった?得たものは何か?という話ができなかったのでここに書いておきます。
何度かペアプロをして、自分が一番変わったなと思った事は「名前を付ける」事に対する意識です。
クラス名とかメソッド名、パッケージ名(Javaなので)、1人で作っている時はそれなりの名前を付けて終わっていたのだけど、ペアプロをしているときは「本当にこの名前でいいのか」考える時間が増えました。
(そういうペアに恵まれた事が多かったと言う事もあるのかな)
新しいクラスやメソッドを作る、ということはペアプロ中の大きなイベント事なので
「さてどうする」とじっくり話し合うきっかけになる時だったのですよね。
それからは1人でコードに向かう時にも「名前大事」を忘れないようにしています。
みんなはどういう風にペアプロしているのかな、どういう時に困るんだろう。
また今度聞かせてください!
運営の立場で
「適切な話題をきちんとテーブルに載せる」「話をぶった切らない、雑にまとめない」「きちんとした言葉を選んで伝わるように話をする」、とっても難しいなあ。
「この本が本当に伝えたいポイントはどこか」をもっとしっかり考えたいなと思いました。
どうやって進めるのが良いか、14回開催しながらまだまだ試行錯誤中です。
あと今回は時間配分をミスりました。
ちょっと長めの休憩時間を取ったのもあって、途中で終わってしまったセクションには進まなければ良かったかなーと思っています。
実際にどうやってペアプロをやっているか、困った事、ペアプロをやって良かったと思った事、変わった事とかみんなの話を聞く時間を持ちたかった X(
反省点が多い回です。
でも、今回も楽しく充実した時間を過ごせました。
バレンタインデーと言う事で、皆さんにコーヒーとチョコレートを差し入れしました ![]()
(写真を撮るのを忘れたのでありました。ご想像でお楽しみください)
ディスカッションをまとめたwikiはこちらになります。
https://github.com/agile-samurai-ja/support/wiki/Readingagilesamuraiinsapporo20120214
最後に、場所を提供してくださっている弊社に感謝。
(今回はコーヒーもいただきましたありがとうございます)
また次回から頑張りたいです!
第13回アジャイルサムライ読書会 @札幌道場 開催
2月 1st
第13回アジャイルサムライ読書会 札幌道場を開催しました。
参加者は5名。実際のプロジェクトの運営方法の話だったのでいろんな職場の話が聞けて良かったです。
今回の範囲で「グっときた」ところ
お客さんと膝をつきあわせて、どうすれば力になれるのか、その方法を真剣に模索する
信頼のおけるアドバイザーたりうるには、お客さんに選択肢を示せる事が大事
勉強会として
実際のところ、どういう形でバーンダウンチャートを使っているの?という質問から、バーンダウンチャートで達成したい目的をそれぞれがどのような形で実現しているのかという話を聞く事ができました。
他の所がどのような形で仕事をしているのかを聞く事ができるのはとても楽しいです。
最近、55億円の残念なニュースがあった事もあり、どうすればあのような残念なプロジェクトを減らす事ができるのだろうかという話もしました。
本当に、何故、良くない事とわかっているのにその文化が消えないのだろう。
それは文化、だからなんだよなぁ。
きっとまだまだ、しばらくは、「思考停止文化」は残ると思う、残念だけれども。
ケーススタディだった事もあり、「8.7 現場で実践する」でも皆さんの現場の話を聞く事ができました。
なににせよ、信頼貯金が大切。
信頼貯金を得ようにもお客さんの顔もわからない事もあるからな・・・。
ただ、信頼貯金を得るために、準備できることがたくさんある。
本当にお客さんの事を考え、一番いい形を提案する、その場面にきた時に手持ちのカードがなければ何もできないもんね。
現状を嘆く前に、もっとできる事がたくさんあるんだよね、自分には。
「選択肢を示せるか?」の問いに自信を持って「YES」と言えるように努力しよう。
運営の立場で
今日は「マスター・センセイと熱心な弟子」の項を会話形式で読んでもらいました。
一息入れつつ、面白い試みだったのでまたやりたいと思います(!)
気がついたら時間を30分ほどオーバーしてしまっていたのは反省。
次回はバレンタインデーに開催なので、皆さんに何か甘いものを持っていこうと思います!(予告)
読書会のディスカッションのwikiはこちらになります。
https://github.com/agile-samurai-ja/support/wiki/Readingagilesamuraiinsapporo20120131
最後に。毎回会場を提供していただいた弊社に感謝。
次回もよろしくお願いします。
第12回アジャイルサムライ読書会 @札幌道場 開催
1月 18th
第12回アジャイルサムライ読書会 札幌道場を開催しました。
参加者は9名。2012年サムライ初め!
今回の範囲で「グっときた」ところ
共犯者になろうとしちゃだめだ
個人の生産性を計測すると、プロジェクトで大切に育んでいきたい心構えと振る舞いを台無しにしてしまう
勉強会として
「第8章 アジャイルな計画作り」を読み進めていっています。
お客さんとどのように接していくか、信頼関係をどう築くかという話が一番心に残っています。
共犯者になってはいけない
今回、一番心に響いた言葉。
大前提として、お客さんは「敵」ではない。
意見が合わなかったり、なかなかやり方を認めてもらえないお客さんであっても「敵」ではない。
一緒にものを作っていくチームのメンバーです。
でも、「敵でなくなる」ために共犯者になってはいけないのだよなぁ。
実際、
(´し`)<「お客さんはなにもわからないのだから、気持ちよくいてもらうために、本当の事を伝えずに、(どれだけ現場が火の車でも)うまくごまかしてプロジェクトを収束させる、それがプロ。」
なーんて事を言っている人もいt…るかもしれないんですよね、世の中には。
でもそれって、ただの共犯者になっているだけなんだよな。
できない事をできると言って、本当の事を伝えずにその場しのぎで気持ちよくさせるのは、敵にならない方法じゃなくて共犯者になる方法。
お客さんに対してちっとも誠実ではない。
共犯者にならずにお客さん一緒にものを作っていく、そのためには誠実さ、強い気持ち、信頼貯金、きちんと相手と話をする事ができるコミュニケーション力、総合すると、高い「人間力」が必要になると思う。
技術だけでなく、人間としての力も磨いていかなければいけないなと感じました。
計画を立てるということ
アジャイルな見積りと計画について、実践がとぼしいのもあり、ピンと来ないところもけっこうありました。
- 顧客に取って価値ある成果を届けられる計画
- わかりやすくありのままを伝える、誠実な計画
- 約束した事を守り続けられる計画
- 必要に応じて変更できる計画
特に「必要に応じて変更」した場合、具体的にどうなっていくのか、どうするのかというところがモヤモヤしている。
アジャイルな見積りと計画作りをしっかり読んで、この辺りの知識をもっと深めたいです。
運営の立場で
今日は出張帰りで空港からまっすぐ参加してくださった @sandinistさんからチーズケーキのお土産をいただきました!
ありがとうございましたー!!とっても美味しかったです:)
(そして、コーヒーを皆さんにお出しするのを忘れました)
今年も最後まで本を読み通すことを目標に、焦らずしっかりと続けていきたいです。
雪が溶ける頃までには全部読み終わるかな?
読書会のディスカッションのwikiはこちらになります。
https://github.com/agile-samurai-ja/support/wiki/Readingagilesamuraiinsapporo20120117
最後に。毎回会場を提供していただいた弊社に感謝。
今年もよろしくお願いします。
第11回アジャイルサムライ読書会 @札幌道場 開催
12月 21st
第11回アジャイルサムライ読書会 札幌道場を開催しました。
参加者は6名。今年最後の開催です。
今回の範囲で「グっときた」ところ
チームで見積りをすることで実のある話し合いにつながっていく
少し手間をかけるだけで見積りはずいぶんと良くなるもの
変化は競争優位を獲得するために活用すべきものになる
勉強会として
今回は、見積り、そして計画作りの話へと進んでいきました。
「アジャイルな見積りと計画作り」と、今回のテーマそのものの本が出ていることからもわかる通り、きちんと学ぶにはこの本では薄すぎる分野なのだと思いました。
実際に他の本を読んでいた人達からの意見を聞くことで、文中の疑問点を補完できたところもたくさんありました。
1人で読んでいたらそうはならないところなので、読書会という場はとてもありがたいです。
同時に、アジャイルサムライは、その分野をさらに深く学んでみたいな、という気持ちにさせる記述がたくさんあるなと感じました。
この本1冊で完璧というのではなくて、とっかかりやすいきっかけとして位置している。
実際、この本から始まったに等しい自分としては今度はこれも学んでみたい、とわくわくする気持ちをたくさん本から得ているような気がしています。
相対的な見積り
「相対的に見積もる」ための前提条件として「プロジェクト全体を俯瞰できる」「客観的にプロジェクトを見ることができる」技術的・現実的な立場が重要だなと思いました。
(まるでベルトコンベアのように)自分の担当する機能の設計書だけが渡されて、全体像もわからないまま、経験値だけで終了予定日数を出す、これは全く相対的ではありませんね。
相対的に見積もることにより、メンバーが全体を把握する、客観的にいろいろな物事を考えることができるようになる、そういうメリットもあるんだろうなと思いました。
プランニングポーカー
実際に現場でやったことはないのだけど「見積りをチームで話し合う」ことはとても重要だと感じています。
自分が気がつかなかった材料を教えてもらえることもあるし、全員の同意を得た上でプロジェクトの規模感を決めていくことはモチベーションという見地からも良いことだと思う。
チーム全体でイテレーション内でやることをコミットメントする
アジャイル的な自己組織化されたチームであればよりやりやすいことではあるのですが、そうでなくても
「チーム全体でゴールを決めて、目標に向かって日々の仕事をする」
ってすごく良いことだなと思います。
上から降ってくる仕事を(全体量も把握できないまま)ただ消化する、そういう形では得られないモチベーションがあると思います。
最初にこの職業についてみたいと思った動機も「皆で何かを作ることができるから」だったんだよなぁ。
ちょっとの方法の違いで、この辺りはチームが生き生きしてくるポイントになるんじゃないかなと思いました。
運営の立場で
今年の終わりまで、オーソドックスに読書会を開催できたこと、何よりもそれにほっとしています。
参加してくれる人がいたからこそ、ここまで来れたのだと思います。
ほんとうにありがとうございます。
約半年、読書会をやってみて、つくづく感じたのは、1冊の本なのに皆全然違う視点で読んでいるんだなあということ。
自分はどちらかというと、疑いの目を持たずに、わくわくしながら読んでいた方なのですが、他の本と照らし合わせてみたり、矛盾点を見つけたり、なにより「これを現実の現場でどう生かすのがよいか」という視点でいろんな話をできたこと、これがとても有意義でした。
本の分量としては半分くらいは進みました。(決して早くはない、むしろのんびり)
読書会としてきちんと最後まで本を読み通すことが来年の目標です。
読書会のディスカッションのwikiはこちらになります。
https://github.com/agile-samurai-ja/support/wiki/Readingagilesamuraiinsapporo20111220
最後に。毎回会場を提供していただいた弊社に感謝。
ありがとうございます。
来年もよろしくお願いします。
第10回アジャイルサムライ読書会 @札幌道場 開催
12月 7th
第10回アジャイルサムライ読書会 札幌道場を開催しました。
参加者は7名。今回は初参加の方もいらっしゃいました!嬉しいです。
そして、気がつけば読書会10回目。2桁突入しました。続けられていることに感謝、感謝です。
今回の範囲で「グっときた」ところ
文書化を目的にするな
概算見積もりのままプロジェクトを進めることは果たせない約束になってしまう
正確に見積もれるかのような素振りをやめるべき
勉強会として
ユーザーストーリーワークショップ
ユーザーストーリーワークショップから発展し、大変有意義なディスカッションをすることができました。
ワークショップ
→大規模開発だとどうなるの?
→リリースってどういう形が望ましいの?
といった形。
それぞれに中身が濃くて、アジャイル開発全般に広がった話にもなり(実際に本の前のページを確認したりしました)、アジャイル開発には良い面がたくさんあり、でもどのような点が良いと思っているかは人によって違うんだなあということを知ることができました。
また、私はお客さんと話し合い要求を出すようなことを行ったことがないので、実際にみっちりお客さんと話をした、という例が聞けたのはとてもよかったです。
簡単ではないけれど、ちゃんとものを作っている感じが伝わってきました。
アジャイルVSウォーターフォール
前回と同様、アジャイルとウォーターフォールの話になりました。
アジャイル開発についての読書会をしている以上、比較対象としてウォーターフォールの開発はやっぱりでますね。
今回は「アジャイル “VS” ウォーターフォールなのか、そうでないのか」という話になりました。
自分がまだ正しいウォーターフォールについてきちんと学習できていないので、はっきりとこうだ、という意見は持てなかったのですが、
「アジャイルはウォーターフォールのすべてを否定しているものではない」
から
「ウォーターフォールの良い部分は活かそうと思っている」
と感じています。
「ウォーターフォールを良くしようと言う発想ではなく、全く違う開発手法として定義された」
のかどうかは、まだわからない。
ウォーターフォールについて、きちんと学習する機会の必要性をまた、感じました。
(が、まずはアジャイルについてしっかり理解したいです。)
見積りのこと
今回から「第7章:見積り」に入りました。
普段の見積りって「これ、だいたい何日でできそう?」しかないのですが、「このプロジェクト、どんな感じになりそう?」という形を思い描くことも見積りになるんだなあというのがこの章を読んだ時の発見です。
「どんな感じでうまく行きそう?」っていうのは感覚的にはあるのですが、それをさらに明言して深堀したことはなかったので、次回以降の見積りのディスカッションもとても楽しみです。
運営の立場で
参加者が7名といつもの倍近くいました。
ディスカッションもいろんな意見、いろんな業務の立場からの意見が出て、いつも以上に盛り上がったと感じました。
運営する立場として、時間を気にしてディスカッションを止めることはしないことにしています。
発散?という意味ではそうなのかもしれないけれど、本に書いてあること以上のことを学べる滅多にないよい機会だと思っています。
それぞれに「良い開発をしたい」という思いが伝わってきました、そしてそれを実現するために思い描いている形というのは1つじゃなくてほんとにたくさんあるんだなということに気がつかせてもらいました。
あと、今回初めて同じ会社の@niku_nameさんが参加したことで、(10回も開催していて1回も読書会にきてくれた人にお茶とか出したことなかったよ・・・!)と開催している立場として気がつきました。感謝。
次回からはそういうことも気にしていこうそうしよう。
読書会のディスカッションのwikiはこちらになります。
https://github.com/agile-samurai-ja/support/wiki/Readingagilesamuraiinsapporo20111206
最後に。毎回会場を提供していただいた弊社に感謝。
ありがとうございます。
今年は残すところあと1回。
今後ともよろしくお願いします。
第9回アジャイルサムライ読書会 @札幌道場 開催
11月 23rd
第9回アジャイルサムライ読書会 札幌道場を開催しました。
参加者は3名。人数が少ない分ディスカッションがみっちりでした。
なんというか、自分自身にモヤモヤする回でした。今回は6.3のみ。
今回の範囲で「グっときた」ところ
お客さんがわくわくするようなストーリー
勉強会として
ユーザーストーリーカードを書いてみる
今回は、本に書いてある「やってみよう」を実践しようということでユーザーストーリーの作成をやってみました。
正直な感想としては、難しくてよくわからなかった。
そもそも、ユーザーストーリーカードを作るという段階の立ち位置を勘違いしていたようです。
お客さんと話しながら作るものではなく、こちらからたくさんユーザーストーリーを準備していき、お客さんと話をしながら明確になったその時点でやりたいと思ったもの選んでいってもらう、という形になるのですね。
(なんとなく、自分はそういうときはユーザーストーリーカードではなく別のものに自分の考えをまとめておくものかと思っていました。)
というのも、
「本に出てくるお客さん(デイブと言います)の書いてある漠然としたやりたいことだけでは、ユーザーストーリーはほとんどかけないなぁ。あとは本人が目の前にいて話を聞きながらそろえていくものかなぁ。」
というのが1人で本を読んだ時の感想だったので、この本の会話だけでたくさんユーザーストーリーが出てくるということが想像できなかったのです。
実際にやってみて、自分がちょっとした会話からお客さんのやりたいことを形にするための手持ちのカード(スキルやアイデア)が圧倒的に足りないということがわかりました。
現実的にどういう形がいい形なのかが全く想像がつきません。
その時の思いをすべて言葉に残したものがユーザーストーリーカードなんだろうか。
「話をするきっかけとして」のユーザーストーリーカードと「誰が何のために何をしたいかをすべて書いておく」ユーザーストーリーカードと「フィーチャーとニアイコール」のユーザーストーリーカードは違うものなのか同じものなのか。
まだまだ、自分の理解と勉強が足りないなあ。
アジャイルの前に正しいウォーターフォールを
この章の全体を通したディスカッションで
「この辺りに書かれていることはそもそもアジャイル独自のことではない、ウォーターフォールもきちんと改善されれば自ずとここに書かれていることが大切になってくる」
という話が出たことから、アジャイルとウォーターフォールの話になりました。
自分には改善された生き生きしている現場 = うまくいっているきちんとしたウォーターフォール開発 という図式がうまく想像できません。
「きちんとしたウォーターフォール=開発者が辛い思いをするもの」
というインプットがされてしまっています。
これは「正しい」ウォーターフォール開発ではないというお話を聞き、頭では、たまたま私の環境が良くなかった、きちんと学べば正しいウォーターフォールの形があるということはわかるのですが・・・。
まだ、昔の(嫌な思いだけをした)プロジェクトのことを思い出しながら「あのプロジェクトはここがよくなかったからこうすればうまく行ったのかもしれない」と考えることはできません。
そもそも、どうしても(嫌な)経験と照らし合わせてしまい、ウォーターフォール開発を客観的な目で勉強することができません。体系を学ぶ前に経験が戻ってきて学習できる余裕がない。
もちろん、自分の体験の原因のすべてが「ウォーターフォールの開発だったからではない」ということはわかっているのですが・・・わかっているんだけど、うーん。
先に他の開発手法をきちんと理解した上でアジャイル開発の手法について学ぶべきなのかもしれないですね。
ただ、今はきちんとアジャイルを勉強して、開発者とお客さんが共によいものを作っていこうという考えで生み出された手法についてきちんと理解したうえで、正しいウォーターフォールやマネジメントについて学んでいけたらいいなあと思います。体系だてて比較したり両者の良い面悪い面を見たりできる段階には達していない。
しばらくはまず、今やりたいと思っていることをやり遂げたいなあと思っています。
運営の立場で
今回は逆に参加者の皆さんに自分の理解不足や勉強不足で円滑な運営どころかむしろご迷惑をかけてしまいました。
次回からも皆様の胸をお借りするつもりで、頑張りたいです。
とんちんかんな質問しないようにもっと勉強しないとなあ。
読書会のディスカッションのwikiはこちらになります。
https://github.com/agile-samurai-ja/support/wiki/Readingagilesamuraiinsapporo20111122
最後に。毎回会場を提供していただいた弊社に感謝。
ありがとうございます。
今年はあと2回ほど開催する予定です。
よろしくお願いします。
Java Festa 2011に参加しました
11月 22nd
11月18日(金)札幌コンベンションセンターで行われた「Java Festa 2011」に参加しました。
午前中から夕方まで充実のセッションを聞いてきました。
JavaOne 2011 サンフランシスコの最新レポートについて
7月にもセッションを行なっていただいた日本オラクル寺田佳央さんのお話。
サンフランシスコで行われたJava Oneの現地レポートを中心に、これからのJavaがどうなっていくのかについてお話を聞きました。
技術面ではSwingがメンテナンスモードになって、これからはJavaFXメインで行くというのに一番驚きました。
あとはJavaEE。Strutsはもう古い、古すぎる技術、時代に置いていかれていることを認識したほうが良い。と。今のJavaEEは本当に使いやすくなったようです。(これから業務で使います。)
「Moving Java Forward」
コミュニティ面、技術面含めて(いろいろあって不安に思っている人もいるかも知れないけど)これからもJavaは前向きにじゃんじゃんやっていくよ!
というメッセージと意気込みが伝わって来ました。
この動画は驚いた。Javaっぽくない!本当にお祭りなんだなぁ。
仕事柄、使う時間の長い言語だもん、もっといろんなことを知って楽しく使いたい。(今も楽しいけど)
来年4月に東京で行われる Java One Tokyo 行きたいな!
北海道だけにこっそり教えるアジャイルコンサルタントの秘密~アジャイル開発 禁断の予言書~
株式会社 匠BusinessPlace 牛尾剛さんのお話。
今回、一番理解するのに苦労したセッションでした。
冒頭、「アジャイルやってますかー?」という質問から始まったのですが、この「アジャイル」という文脈がなかなかつかめなかった。
Twitterなどでいろんな意見を聞きながら話を聞いていたのですが
「うまくいっていないプロジェクト(チーム)を”アジャイル”というキーワードで立て直す方法」
「アジャイル導入に不安を持っている(特に)リーダー層へ向けてアピールする方法」
という文脈で聞くと、そういう方法もあるのだなあと考えることができました。
普段自分が考えているアジャイルとはまた違った文脈の話が聞けた気がします。
クラウド時代のアーキテクチャ設計 – 次世代アーキテクトが押さえるべきキーポイント –
Amazon Data Services Japan 株式会社 玉川憲さんのお話。
Amazonのクラウドプロダクトについてと、クラウド環境をインフラとして取り入れる際に考えるべき7つのポイントについて。
AWSは触ったことがなかったので、プロダクトの多さにびっくりしました。
時代の流れは確実にクラウドを押さえなければいけないですね。
「適材適所、レゴブロックのように用途に合わせて組み合わせていく技術が大事になってくる」、レゴブロックってわくわくしますね。
今度サービスを作りたいと思った時に選択肢の一つにできるように勉強しておかないとなぁ。
アジャイル開発の現在・過去・未来 ~今を知り、源流を訪ね、先を見据える~
前日に引き続き、株式会社チェンジビジョンの平鍋健児さんのお話を聞きました。
今年の1月に行われた「平鍋さんとアツク語る会2011札幌」から続いているお話だと理解して聞いていました。
あの頃から、自分はかなり変わったなあと実感。
(だいたい、平鍋さんとアツク語る会のこと、ブログに残してなかったし・・・)
お客さんと向き合う時の考え方など、普段のモヤモヤを少し緩めるきっかけになりそうなエネルギーをもらえました。
アジャイル的な開発を現場で取り入れようとするときに、「教科書通りにやっても必ず失敗する」「その場その場で現場で考えることが大切」というところは、現時点のモヤモヤと合わせて、どうやったら気持ちよく皆が幸せになれる仕事をしていけるか、ということを考える際に忘れてはいけないことだなと再確認。
「Energized Work」
“「人生があって、仕事があって、プロジェクトがある。」しかし、「プロジェクトがあって、人生がある」となってしまっていることがある。いっときそういうこともあるかもしれないけれど、ずっとそうなっているのは健全な形ではない”
私たち開発を行う側も心地よく、エネルギーを持って仕事に取り組めるようにすること、これを大事にするという考え方は、うまく言えないのだけれど、救われるところが大きかったです。
自分の仕事に自信を持って、胸を張って毎日楽しく取り組む、簡単そうで難しい、常にそうありたいな、と思いました。
最後に、壇上から「オム子さん」と名前を呼ばれ、平鍋さんがアジャイルサムライ読書会の紹介をしてくださいました。
読書会を開催していなければありえなかったこと。
ますます、頑張っていこうと思いました。
Java Festaのこと
なんだかんだで社会人になった頃からほぼずっと参加しているイベントです。
(参加しているというよりは”セミナーを聞きにいっている”という感覚に近い時期もありましたが)
今年は
- 無線LANが解放されていた
- セッションがUstream中継された
という点が、例年と大きく違っていたなと感じました。その点とてもよかったです。
快適にtwitterでリアルタイムに感想をかけたり、あとから動画を見ることもできます。
(公開されている動画の一覧や公開された当日の資料はJavaFestaの公式サイトにあります。)
ただ、「Java」Festaに参加している者としては、Javaの話が少なかったのはとても残念でした。
Javaのレガシープロジェクトを改善した話とか、最近のFWの話とか、JRubyの話とか、Groovyの話だとか、もっとJava界隈の技術的な話があったら面白かったのになと感じました。
毎年参加できていることに感謝して、そして来年も参加したいと思います。
アジャイル札幌 『特別編 平鍋さんを囲んで』に参加しました
11月 20th
11月17日(木)夜に行われた「アジャイル札幌 特別編」に参加しました。
実は、アジャイルサムライ読書会のつながりで、最近「アジャイル札幌」のメンバーの一員となりました。
スタッフとしての初めての参加です。
といっても、今回は自分のことでいっぱいいっぱいでスタッフらしきことはあまりできていません x(
平鍋さんのお話
今回は、北海道に日本のアジャイル・XPムーブメントのリーダーである平鍋健児さんがきてくださり、興味深いお話をたくさんしていただきました。
特に、自分はブラジルでのアジャイル開発の話にとても感動しました。
ほんとうに「生き生きと」「お客さんの喜びが自分の喜びになる」ということを実践している受託開発の現場だなと思いました。
すべてを今、自分の現場で生かすことはできないかもしれないけれど、
- お客さんの製品をまずは買ってみる
- お客さんのわかる言葉でタスクを管理する
- 「リリース」というイベントをチームで喜ぶ
こういうできそうでやっていない意識の切り替えにはハッとさせられました。
自分の意識を変えるだけでできることが、まだまだ、たくさん、ある。
また、リーンのお話の中で出てきたキーワード
「手を動かす人が頭をもっている」
これに、とってもグッときました。
「私考える人、あなた黙って手を動かせばいい人」
「あなた考える人、私はあなたに言われた通りに手を動かします」
どっちもイクナイ。一緒に考えて現場を、プロダクトをよくしていくこと、大事。
リーンスタートアップのお話もありました。
自分の現場には関係ないことなのかなとはじめ思っていたところもあったのですが、「在庫を減らす」こと「この考え方を応用してモヤモヤを減らせないだろうか」という視点を得られたことがとてもよかったです。
モヤモヤと寄り添って考えていく過程で、もっとたくさん勉強したいと思いました。
アジャイルサムライ読書会@札幌道場のこと
10分程度ですが、読書会についてお話しさせてくれる機会をいただき、発表をしました。
スライドはこちらです。
会社など全員が知り合いという状況で話をしたことはあったのですが、対外的な発表ははじめてでした。
当日話をしている間は楽しかったのですが、(直前まで超緊張してましたが)準備はとても難しかったです。
このブログでも時々書いている通り、アジャイルサムライ読書会はすごくモヤモヤする読書会です。
このモヤモヤ感をそのままぶつけていいのか、どういう形で伝えればいいのか、大変悩みました。
読書会の参加メンバーや、アジャイル札幌のスタッフの皆様に相談させていただき、今思っていることを切り取って伝えることができた気がします。
モヤモヤ感を抱えたまま、これからもこの読書会を継続し、ディスカッションを積み重ねていきたいと思います。
自分にとって記念すべき、とてもよい時間になりました。
平鍋さん、スタッフの皆様、参加した皆様、ありがとうございました。
第8回アジャイルサムライ読書会 @札幌道場 開催
11月 9th
第8回アジャイルサムライ読書会 札幌道場を開催しました。
参加者は6名。
今日は、1人で本を読んだ時には割とすっきりしていた所だったのだけど、いざディスカッションをしてみるとなんだかすごくモヤモヤとした、よくわからない疑問がわいてきた。
ディスカッションの力ってすごいな。「わかった気」にはさせてくれない。
今回の範囲で「グっときた」ところ
アジャイルプロジェクトへの参加を決めるという覚悟
文書とは会話できない
読書会として
今日で第二部が終わり、第三部に入りました。
- 5.5 何がどれだけ必要なのか
- 6.1 文書化の難しさ
- 6.2 そこでユーザーストーリーですよ
「アジャイルプロジェクトへの参加を決めるという覚悟」について考えさせられた。
良い物を作るためにお客さんにも覚悟を決めてもらう、
そのためには自分がAチームの一員となるスキルを身につけなければ行けない。
少なくとも、Aチームのメンバーとして最高のパフォーマンスを出さねばならぬという覚悟が必要。
それって、開発する側としても、普段以上のパワーや気持ちや体力が必要だよな。普段の努力も怠れない。
お客さんに参加してもらって巻き込むからにはこっちも全力だよ、ってなるもん。
それでもアジャイル的な開発をしてみたいと思うか?という問いに「YES」と答えられるか。
そう考えた時に、
「環境も自分自身も足りないものがたくさんだけどやっぱりお客さんと一緒にいい物をつくってみたい。」
この原点に戻るんだよな、自分は。
「文書化の弊害」は反省することしきり。
103ページの上にある、文書を見ながら”連休だったことを考慮した方がいいのかな”と勝手に考え始めているのは、私か、いつかの私なのか。
長いこと102ページのような「だって書いてあるじゃない、最初に書いたじゃない」が”正(証拠)”となる文化にいたのもあって、文書を信じ込んでお客さんとの対話をおろそかにする部分が残っている。
勝手に文書の裏の裏をよんで「ほら、裏を読んでいたから大丈夫」とするのではなくて、「これって裏を返すとこういうこと?考え過ぎ?」という気持ちをお互いに確認すること、大事。
口に出すことを億劫がってはコミュニケーションはとれないですね、チーム間でもお客さんとでも。
こんなことではいけないなあ、と我が身を振り返った時間でした。
ディスカッションの内容はGitHubのwikiにまとめてあります。
運営の立場で
ディスカッション、白熱しました。しかし、今日はモヤモヤした部分がたくさん。
今日の会話で少し出てきた
「達人プログラマ読書会は”よし、これは実践してみよう!”と思えることが多いけど、
この読書会は”あんな現実や、こんな現実や、どうすりゃいんだ・・・” と現実の壁にぶつかってくじけそうになることが多い」
という意見は、今やっている読書会をよく表しているなと思いました。
この本を読んで、現実と比べて、モヤモヤする。
だって、1人ではどうにもできない無理なことがたくさん書かれている。
無理なことのうちできることはないか、モヤモヤを解消するためにできることは何か、
ディスカッションをしてヒントを手に入れる。
それぞれが持ち帰ったり感じたりして、現実世界に生かす。
この読書会はそういう読書会(アジャイルサムライがそういう本)だな、とここ数回でとても感じています。
毎回何かで打ちのめされて、何かをつかんで這い上がろうとするようなイメージ。
(決してMとかそういうのではありません。)
運営としては「無理じゃん」という下向きの気持ちのまま終わらないように、その先の話ができるよう意識していたいと思っています。運営として意識しなくても勝手にそうなっているけれど。
最後に。毎回会場を提供していただいた弊社に感謝。
ありがとうございます。
次回もよろしくお願いします。
