コンピュータやソフトウェアのあれこれ@道民(&元道民)
考える
LOCAL DEVELOPER DAY ’11/Fall in KUSHIRO
9月 28th
今年もLOCAL DEVELOPER DAY’11/Fall in KUSHIROを開催することができました。
イベントからもう2週間が経とうとしていますが、ようやく僕の中で整理が付いてきたので、自分なりにまとめておこうと思います。時系列を追ってのまとめは、他の方が書いてくださっている通りなので、思うところを中心に。
自分のやったこと
今回僕は、こんな感じでこのイベントに関わりました。
- 主催団体の一つである一般社団法人LOCALの一員として、大まかな企画立案
- 当日の写真撮影
- いち個人の勝手企画として、澤田北海道ツーリストの催行
- そして、もちろん、一人の参加者として
なので、それぞれの観点、切り口から、振り返ってみようかなと思います。
イベントについて
今回のイベントの企画運営は、実質的には釧路OSSさんが主体となって動いて下さりました。釧路OSSの皆さまに感謝いたします。運営については、細かく見ていくと、改善するべき点などはあるかな、と思います。とはいえ、現状で出来る限りのことをしていただいた、とも思います。今後、もっともっと良くなっていくだろうなあ、と思っています。
そういった細かいことより、まず、今回、このタイミングで、この内容のイベントが出来たのがとても良かったと思います。特に、稲葉さん、june29さん、そして釧路市副市長の小松さんを迎えてのパネルは、釧路OSSだから実現できたのではないでしょうか。
単にパネリストに素晴らしい面々が並んでいて良かった、ではなく、内容が良かったと感じています。進行の斎藤さん、お疲れさまでした。
今回のイベントは1~3コマ目までテクニカルなセッションは無く、4コマ目の一コマにテクニカルセッションが平行3本走るという、なかなか他のコミュニティイベントでは考えにくい(と思う)タイムテーブルとしました。釧路OSSさん自体が開発者コミュニティではなくユーザコミュニティである点、また想定するイベント参加者像を考慮して、こうなっています。
いわば前半「非テクニカルの部」のまとめとなるこのパネルセッション、まず印象に残ったのが小松副市長との距離感の近さでした。
市でのOSSの活用について、一筋縄ではいかない事情などを紹介頂いたうえで「それでもうまくいけばみんな幸せになれるんだから勉強していきたいよね」という趣旨のお話を頂いたと記憶しています。(記憶ベースなので一言一句までは自信無いですごめんなさい) それ自体は、いや、もちろんとてもいいお話なのですが、それよりいいなあと僕が嬉しく思ったのは、こう、一緒に考えていこう!っていう空気といいますか、一緒に考えてくれているなあ、と感じられたことなのでした。「まずは足がかりに小さなサブシステムからですかねえ」というような話もあったかと思うのですが、今後もこういった意見交換が続けられて、実際の動きに繋がっていくと素晴らしいなあ、と感じました。
ところで、小松副市長は、毎日ブログを書いていらっしゃる素晴らしい方なのですが(これは簡単なことではないです)、当日の日記にもあるように、june29さんの「プレゼン」に大変感銘を受けていらっしゃいました。要するにZENスタイル、ということになると思うのですが、june29さんご自身が仰っているように、これは功罪微妙なところあるのかも、などと生意気にも思いました。僕はZENスタイルでのプレゼンなんてできないので、偉そうなことを言える身分ではないのですが。
june29さんのプレゼンテーションは、素晴らしいものでした。示唆に富んだ内容で、僕なんかは釧路が地元の人間でもなんでもないですが、とても勉強になりました。あと、「ITで釧路をでデベロップする」のdevelopを自動詞として捉える、というのは気付かなかった。テーマが大きかっただけに、話すポイントを絞り込むのが大変だったかと思います。本当にありがとうございました。
この日の前半「非テクニカルセッション」の土台となる、OSSサービスの現況について、1コマ目に稲葉さんにお話を頂きました。
内容としては、この日記を読むような方はどちらかというとOSSサービス提供側の方が多いぐらいではないかと思いますので、改めて僕から書くことはありません。今回のイベントは、普段OSSに接していない方も多いだろうという想定がありましたので、そういった方には興味深く聞いていただけたのではないかと思います。また、パネルセッションにおいては、「OSSはサポートをどうするのか」といった話題や、「OSSが基幹で使われるなんて考えられない」などといった質疑(会場から)などがありました。そういった問題こそ、どのような(どのように)OSSサービスを提供し、ユーザ企業はそれを活用していくか、という話題そのものになるのであろうと思います。今回は時間の制約上、内容を深めることができませんでしたが、時間が許すのであればその話題だけでもう一コマやれると面白かっただろうなあ、と思いました。稲葉さん、本当にありがとうございました。
懇親タイムについては、去年の日記を見てもらえれば大体いいかなと思います。また、その後のテクニカルの時間については、各所写真撮影で回っていて、それぞれのお話を聞いていないので、ここはちょっとどんな感じだったのかわからないです。
総じて、テクニカルに寄りすぎず、有志個人の集まりによるコミュニティで、地元の活性化をIT/OSSという視点から考えるコミュニティ、という色合いが出たイベントになったのではないかと思います。特定技術をテーマとしたコミュニティでは企画出来ないのではないでしょうか。と、こう書くと小難しい感じに見えますが(スーツの人が難しい顔をして難解なお話をしているような)、そうではなく、眠くなる余裕なんてない、とても充実したイベントでした。その点において、今回のイベントはとてもよかったと感じました。
写真撮影について
半分趣味なのでさらっと。
- 80-200/2.8は偉大
- 直進式の初期型だけど、AF遅いけど、ていうかなんかイマイチAF外すけど、VRもEDもないけど、それでも200/2.8じゃないと撮れない
- ISO1000でスピードライト使って-0.3EVでようやく1/100。これでも被写体ブレは避けられない。
- どうせ200mmになったら三脚使わないとどうしょもないんだからVRは無くていい(この用途なら)
- そりゃEDレンズ欲しいけど
- 自前のスピードライトの購入を検討すべきか否か悩むところ
- 普段使わないけどイベントの人撮りにはやっぱり必要だなあ
- SB-700かなあ
- 16-85/3.5-5.6 VRは失敗
- 広角全景用手持ちサブ機のレンズは17-50/2.8 VCにするべきだった。暗い。
- D7000ならISO1600とかISO2000とかで撮れるのかなあ・・・ほわわ
- 今回新たに導入した三脚は、モノに文句は無いんだけど如何せん重い。クルマじゃないと辛い。
まあ、記録としてはそれなりに撮れたと思うので、こんなもんじゃないかと思います。
澤田北海道ツーリストについて
無事故無検挙で良かったです。それが全て。
と、これだけじゃアレなのでもうちょっと補足すると、何より、往路が開始時間に間に合って本当によかったです。途中、国道区間で車が詰まったりとやきもきした場面もありましたが、無茶はせずに15分前には開場入りすることができました(ただし、今年も味噌汁は走行中の車内で飲むことになりました。ごめんなさい)。要するに去年の道中遊びすぎたことを反省して無駄を切り詰めた点と、イベントの開始を30分遅らせてもらったのが奏功した結果になると思います。そして、もし来年があるなら・・・来月、念願の道東道全面開通です。もっとラクになると思います。
そういえば、特に二日目の食事など気にかけて頂きみなさんすみません。
ツアーやるということは、つまりそういう事だと、最初からそのつもりでやっておりますので、何も問題ないのです。食べすぎたら眠くなっちゃうし。
あとは、観光スポットが好評で良かったです。2年連続で天候に恵まれなかったのは残念ですが、博物館も模擬坑道も素晴らしかったと思います。実際の採掘現場は暑いらしいですね。一回行ってみたいものです。
いち参加者として
今回のイベントを振り返っていたら、いつの間にか、経済圏の人口と、その地域に根差すコミュニティの傾向について考えていました。
大規模都市(たとえば東京)には、専門性が高いエッジのコミュニティが成立するように思います。それは当然と言えば当然のことでしょう。それぞれの専門分野(たとえば特定のソフトウェアや技術単位)でコミュニティを細分化(=狭く深くなる)していけるのかと思います。一方で、それらコミュニティ間の横のつながりというのは、どれぐらいあるのでしょう。あまり横で繋がらなくても、それぞれでうまく回っているのであれば、積極的に連携する必然性は薄いのかもなあ、などと思うのですが、結構繋がってる気もするし、その辺はちょっと何とも言えないところです。よく発表側に回る人ではなく、勉強会やイベントへの参加者レベルでの繋がりは当り前にあるものなのでしょうか。今ならtwitterでやりとりしますよね。いずれにせよ、こういった大都市圏では、2000年頃にはコミュニティが成立していたのかなあ、と思います。
中規模都市(たとえば札幌)には、エッジのコミュニティは成立しずらいのかなあ、と思います。もちろん、地方都市で最先端・エッジの事をやっている方はいらっしゃいます。が、大規模都市ほどその数は多くないため、エッジのコミュニティの成立が難しいのではないでしょうか。とはいえ、専門性の高いことに造詣が深い方や、それを仕事にしている方、興味がある方は居り、そういった方々が勉強会を開催しているのが現状ではないかと思います。コミュニティの単位としては、大都市ほどは専門性の高い切り方では成立しずらいけれども、ある程度で細分化して成立している感じなのかなあ、と思います(大規模都市にも、同程度のゆるい切り方のコミュニティは存在すると思います)。コミュニティ間の横の繋がりもある程度あって、たとえばインフラとセキュリティ、のように関連領域では、結局参加する人や主催する人が同じになりやすく、横の連携が行いやすいのかな、と思います。僕は札幌の事しかわかりませんが、ここ4-5年で、そういった勉強会が活発になったかな、という印象です。
では、小規模都市(たとえば釧路)は、どうなるのでしょうか。ここが2011年の今、問われているのではないでしょうか。
特定技術に細分化したコミュニティは、成立しないでしょう。元々の分母となる経済圏の人口が少ない上に、そういった地方都市ではITを専業とする会社がそう多くない、という事情もあるかと思います。そうなると、釧路OSSのように、様々な趣味・関心・指向がmixされたコミュニティが成立するのは必然かと思います。地方都市のコミュニティは、これを「特長」として自認する必要があるのだろう、と今回感じました。
専門性を求めても、大/中規模都市と同じことをやるのは難しいかと思います。話し手が居ない(居ても一人になってしまう)、参加者が集まらない、という状況では、やる方が疲弊してしまうだけになりそうです。そうではなく、むしろ大/中規模都市のコミュニティではあり得ないもの-関心領域の広さ、様々なポジション(見識、指向、社会的役割、職業)の人間の「組み合わせ」から生じる「活動の幅」-が持ち味になるのではないかと思います。今回の釧路OSSのイベントが、まさにそうだったのではないでしょうか。僕はじゅーんさんの「組み合わせる」を、自分たちにも向けられているなあ、と感じながら拝聴していました。
他の都市、特に大/中規模都市を真似ようとしない勇気が必要なのだと思います。自分たちが、自分たちをどうしたいか(たとえば、地域経済に貢献する、ITで楽しく暮らす、学生を育てる)を今一度見つめ直す必要があるかもしれません。そこでコンセンサスを得て、その目的のために活動していくことができれば、それが小規模都市におけるコミュニティのあり方として、新しいスタイルになるのかもしれない、と思いました。いや、新しいスタイルかどうかなんて、どうでもいいんですけど。その地域に貢献でき、かつ、やっている方も楽しいコミュニティが形成されるのではないでしょうか。
ところで、小規模都市におけるITコミュニティの成立下限規模は、どの程度なのでしょうか。釧路を見ていると、20万都市はいける気がします。10万都市はいけるのでしょうか。5万都市では無理なのでしょうか。きっと、それぞれの規模や地域に適したやり方があるのだと思います。それぞれの地域で、それぞれのやり方が見つかるといいのですが。
そんなことを考えていました。
ここまで書いて思いましたが、大規模・中規模・小規模都市って、たぶん独自の言い回しになっちゃってますね。学問上や社会通念上は違う区切りになるのかもしれません(政令指定都市はみんな大都市?)。そこは意図を酌んで頂けるとありがたく。
あともう一つ、じゅーんさんの出したキーワード「嫉妬」について。tweetもしましたが、とても共感します。これについて僕は「常に下の世代に嫉妬していられる状況を維持できれば、それがいい」と感じました。それ自体は常々思っていたことですが、「嫉妬」の一言で見事に表現しきったじゅーんさんのセンスには脱帽です。
結局、自分がいいなと思うものを一つでも残すことができれば、文化の拡大再生産と言うと大げさですが、バトンを繋ぐことができた、ということになるのではないでしょうか。そう考えると、何か一つでも自分が思う「良い方」に変えて、次に繋げることが大事なのでしょう。センパイはコーハイにオゴル、の繰り返し、みたいなものですかね。(ちがいます)
まとめ
要するに、いいイベントだった、みんなおつかれさま、釧路の今後に期待!ということでした。ここまで読んだ方、お疲れさまでした。
いやしかし、もうちょっと手短に書けないもんかね、おれ。
LOCAL DEVELOPER DAY ’10/Fall in KUSHIRO
9月 28th
やあやあ。9/18(土)-19(日)で、LDD’10/Fall in 釧路に参加してきたよ。またの名を澤田北海道ツーリスト営業日報。ぼくはマイクロバスをレンタカーで手配して、札幌から釧路まで運転を楽しんでいたのでした。今日は、その時のことを書き留めておこうと思います。例によって、長いよー。コミュニティに興味無いとつまらないと思うので、そういう向きは写真だけ見てください。
イベントについて
イベントは釧路市民活動センターわっとという会場で開催されました。ここは、釧路OSSコミュニティがよく利用している会場です。びっくりするほど会場費用が安くて、釧路の方が羨ましい限りです。
イベントの事前登録人数は46人、うち札幌圏からの参加者は15名前後かと思います。道東の方が、完全なコミュニティによるイベントで30名も集まったというのは、なかなか無い規模ではないかと思います。(ちなみに、釧路は人口20万弱の都市です)
セミナーですが、バスの運行上の理由から、一本目「釧路OSSへようこそ」には間に合いませんでした。バスに乗車していた方、それから斎藤さん、間に合わなくてごめんなさい。無事故無検挙で運行したので、何とか勘弁してください。(後述の占冠あたりで遊び過ぎたのが敗因)
僕はその後、@nazoさんの「わかったつもりになれるHTML5」と二谷さんの「データベース超入門」を拝聴しました。両セミナーともに、内容自体は「HTML5で変態的なものを実装してみました」とか「極限のパフォーマンスをたたき出すDBチューニングとは」のような、エッジの内容では無かったと思います。それがむしろ、今回の参加者の求めていた内容に近かったのではないか、と感じました。実際に「データベース超入門」終了後には、隣席の地元の方にsqliteの扱い方について質問を頂戴したりしました。とっかかりになれるって、素晴らしい内容じゃないかと思います。
愚考するに、これこそが地域コミュニティの果たすべき役割であり、進むべき一つの方向性を示すものなのかなあ、と感じます。すなわち、無理をしないことだと思うんですよね。
技術的にとんがった、ある種の”ピラミッドのてっぺんの人”(※例えがやや微妙なのは承知の上で)しか話せないことは、全国・全世界レベルのコミュニティに任せてしまっていいんじゃないかと思います。そのレベルの話は、地域で閉じるのではなく、全国レベルで話をした方がみんなが幸せになるのではないでしょうか。最先端のお話が出来る人なら「旅費は負担するので来てくださいー」という声もかかることでしょう。
一方で、地域コミュニティは”リアルなコミュニティ”の入口であるべきかなと思います。(”リアルなコミュニティ”という言葉はちょっと危険で、この解釈には色々な意見があろうかと思いますが、今は「実際に顔を合わせて教えたり教わったりできて、時には飲みにいけるようなコミュニティ」ぐらいの意味合いで解釈して頂けると助かります。オンラインだけのコミュニティを否定するものではないですし、閉鎖性を肯定するものでもないです)
そうした地域コミュニティを通して、こういった文化を楽しいと感じた人が先に進み、いずれ表舞台に出てくる。そのきっかけになれれば、素晴らしいことなのではないか。そんな思いを新たにしました。
もちろん、地域コミュニティで技術的に面白いことをやれれば、それは素晴らしいことです。でも、別に技術的に凄い、だけが存在価値ではなくて、それ以外の方法もあるし、「地域」というものに拘るのであればそちらの方がむしろ重要なのではないか、というところです。まず何より、やってる人が楽しくないとダメだと思うんですよね。そんなのつまんないもん。
あと、もう一つ素晴らしかったのは、5コマのうち、地元の講師のコマが3コマもあったこと。札幌からの講師は2コマだけでした。これって、ちょっと前まで「スピーカー不足ですねえ、どうしましょうねえ」なんて話をしていたとは思えない快挙だと思います。先の話の続きになりますが、無理に最先端の話をしようとするから「話せる人いないねえ」ってなっちゃうんですよね。参加者がそういった話を欲している場合はまた別ですが、今回の釧路の反応を見ている限り、ちょうどいい内容だったのではないかなあ、と思いました。素晴らしいです。
イベントの運営という側面から
今回僕は、ただバスを運行しただけで、イベントの運営は完全にお任せもーどでした。「LDDって銘打ってるのにそれでいいのか」という話はあるんですが。とはいえ、運営自体は2004年頃からOSCなどをずっと一緒にやっている(助けて頂いている)斉藤さん(釧路OSS代表・LOCAL理事)の仕切りなので何の不安もありませんでした。準備の様子を見ていても、あれこれと考慮していて、安心して見ていました。特に何が素晴らしかったって、地元の方(釧路OSSの方)それぞれが、自分たちのイベントとして主体的に動いていたことです。これは本当に素晴らしい。それこそがコミュニティの本質だと思います(これが出来ないと、リーダーが動けなくなった途端に動かない会になってしまう)。釧路OSSさんは、今後なお一層「自分たちのコミュニティ」を盛り上げていってほしいなーと感じました。
それから、特筆しておきたいことがもう一点。参加者用の名札が今回は素晴らしかったです。そもそもはイベント内の懇親タイム企画を見て
「何かしら工夫が必要じゃね?知らない人との懇親て、話のキッカケ掴めなくね?名札とか作ったらどう?チェックボックスと自由記述で。」
という僕からの振り(IRCでちょくちょく雑談していました。これ9/2の会話)だったのかな、と思います。この点については斎藤さんも思うところがあったようで、即座に出てきた回答が「user/developer」名札の原案でした。「おおさすが斎藤さん何とかなるなーあとはおまかせー(←お気楽)」、程度に思っていたのですが、当日モノを見てびっくりですよ。
どうですか、この名札。自分が何に興味を持っているか、この一目瞭然感。チェックボックスでチェックしたり、自由記述のアンケート的な部分も去ることながら、流行りもののアイコンをシールにしておいて、各自で貼ってデコってもらうというのは素晴らしいアイデアだと思います。
受付横にこんな風にシールが置いてあって、それぞれが好きなシールを貼って好きなように名札を作りましょう、というシステムでした。これにはびっくりしました。LDDやOSCのように、特定のソフトウェアを切り口として持っていないイベントの場合、こういった名札は何に興味があるかわかるし、自分の名札をデコって作る感じが楽しいです。むしろ、特定のソフトウェアのコミュニティでも実践してみるのはどうでしょうか。自分が所属しているところだと、日本PostgreSQLユーザ会は思いっきりPostgreSQLを扱うコミュニティですが、”pgpool” “PostGIS” “Window function” “再帰SQL” “全文検索” のように、それぞれの萌えどころのシールがあっても面白いかもしれません。…コアすぎるか。ごめん、やっぱダメかも。
まあ、それは冗談にしても、実際にシールぺたぺた貼るのって、単純に楽しいですね。こう考えると、名札アンケートのチェックボックス欄や自由記入欄は、さしずめ「xxサイト管理人に100の質問」のようなものかも。
それで、この名札の成果ですが。実際の懇親タイムに、数名の方とお話をさせていただきました。結果「とりあえずシール貼ってあるネタを切り口に話をしていけば良い」という大変便利な結果を得ました。素晴らしいです。ナンパ師には夢のソリューションでは無いでしょうか(ぼくナンパしたことないけど。そんな勇気ないよね!)。この名札システムは、今後のLOCALイベントの標準にしていくと良いのではないか、ぐらいに思いました。釧路OSSさんには、この作り方一式(ハガキ裏に印刷したり、シール作ったり)のノウハウをどこかにまとめて公開しておくべきではないかと思います。そして、斉藤さんはどこか全国規模のイベントで、この方式についてLTしてくるといいと思います。これ、それぐらい素晴らしかったです。
あ、もちろん、そんなわけで、懇親タイムは当初の懸念を吹き飛ばして大成功だったのではないかと思います!いろんな人とお話が出来ました。楽しかったー。
懇親会について
釧路に何を楽しみに行くって、そりゃ魚に決まってますよね。今回の懇親会費用は5000円、なかなか強気の価格設定っ…!と思ったけど、さすがに納得のクオリティでした。
牡蠣、でーん。これで4人前、とかだと思うんですが、なんか2人ぐらいでモサモサ食べてました。しあわせ。
このほっけがおいしかった!個人的にはMVP。いやPlayerじゃないな、FishだからMVF。他にも蟹だの寿司だのラーサラだの、これでもか!という感じでしたが、やっぱこのほっけですねえ。おいしかったです。札幌市民も納得の釧路クオリティでした。
1次会後、僕は2次会まで参加して、素直に撤収しました(翌日の運転があるから)。聞くところによると、4次会ぐらいまではあったらしく。みんな若いなー(棒)、というところでした。締めのラーメンは、食べておけばよかったなあ。
以上、マトモなイベントの感想でした。以後、ここまでにも増して下らなくなりますので、読み飛ばしてください。
澤田北海道ツーリストについて
冒頭でもちらっと述べましたが、今回は遠征と言う事で、バスツアーを企画しました。マイクロバスをレンタカーで借りて釧路往復、という算段です。実のところ、せっかく中型免許を限定解除したんだから、マイクロバスに乗りたいという、実に個人的な動機も大きいです。
そんなわけで、ツーリストとか名乗っていますが、まあ言うまでもなく悪ノリです。あ、ただし、澤田北海道ツーリストの北海道は重要です。だって、ぼく、近畿日本ツーリストさんみたいに道外は案内できないもん。土地鑑ないところは、ちょっと。
マイクロバスって、借りられる営業所が限られている事が多いのです。今回は日産レンタカーさんで借りてきたのですが、新千歳空港営業所のみの対応ということで。8:00から営業の店舗に7:30に押しかける暴挙を成し遂げました(※事前に30分前には人がいるから来ていいよ、の確認は取っています)
簡単に流れを説明すると、7:50借受、8:00 南千歳組合流、8:26 輪厚PA、8:40頃大谷地組合流、9:50頃 夕張、という流れでした。早く道東道繋がってほしいところです。その後坦々と駒を進めていたのですが、占冠の道の駅で面白イベントが…
消防車と救急車のデモをやっていたのでした。そりゃ遊ぶよねー。これが11時ぐらい。
結局なんだかんだで1時間押しでの進行となりまして。1時ごろ、池田の香味屋(※バイクツーリング時に僕がお世話になる食事処)の豚丼弁当を詰みこみつつ、一路釧路へ。結局15時前に会場着となった次第です。豚丼が好評でよかった。
ふざけてる訳でも何でもなくって、真面目に無事故無検挙狙いの安全運転をしていましたよ!!この日の走行距離は400kmちょいってところでしょうか?まあ、余裕ですね。勝手知ったるルートだし、かなりの部分が高速になってくれたし。
2日目は、10時ごろからわらわら集合して、給油など。で、11時前に和商市場で、皆さんに勝手丼を楽しんで頂くなど。僕は何回も食べてるし、駐禁切られるわけにいかないのでお留守番。鉄砲汁おいしかったです。
その後釧路湿原の観光など。
ここはワイコン持ってきた@smokeymonkeyの一人勝ちだと思った。17mmじゃ、狭いもんなあ。ここまでの道路が、こう、脱輪フルな路肩弱しで、中型ペーパーとしては緊張感がありました。いや、落とさないけどさ。教習所のクランクって重要だなーと思ったのでした。
そんなこんなで昼食の時間になり。本当はざんたれを食べる予定だったのですが、店が大盛況につき入れないという事で、予定を変更してスパカツの方向に。スパカツも待ち時間があったので、軽くぬきでアップを。
で、心の準備ができてから、本命のスパカツへ。
大変おいしゅうございました。やっぱ、抜き、いいわー。スパカツは、麺が、熱い。何とかならんものか。初めて食べた時は、舌を火傷した気がする。
そんなこんなで名残惜しくも釧路を後にします。15時過ぎぐらいかな。38号線は、みなさまよくお休みでした。そりゃ、4次会まで飲んで、昼ごはんお腹いっぱい食べたら、眠いですよね。コーラを飲んだらゲップが出るのと同じぐらい(ry というやつです。
まあ、ぼくは、あ、安部礼司が聴ければわりと幸せな日曜日を過ごせるので何の問題もないのです。淡々と移動しまして、帯広市内で菓子観光など。
スイートポテトを買えたので、わりと満足です。帰宅後においしくいただきました!あと、六花亭本店に初めて行った気がします。あんなところにあったのか。あ、柳月の無料コーヒーが意外と嬉しかったです。
その後も淡々と移動です。帯広でラーメンが食べたくなり某氏にtwitterで@するも「コンビニでカップヌードルにお湯入れてもらえ」という的確なアドバイスを頂いたので完全スルーするなどのやりとりがあったことは、申し添えておきます。
淡々と移動していたのですが、まあ、暗くなると酒が飲みたくなるのは性というやつですよね。夜8時の占冠ではビールは買えないぞ。いい子のみんなは要注意だ。大変な目にあいましたよ、全くもう。Aコープやってないと、どうしょもないんですね…。一応記憶にある個人商店まで行ってみましたが、やってませんでした。最寄りコンビニは日高とか、かなりハイレベルです。そんな中、樹海ロードの暗い中を走りながらこの自販機を見つけた僕はもっと評価されてもいいと思います。
めっさ、昭和。かろうじて通電している自販機。次々売り切れていくビール。切れている賞味期限。
胸熱。たまんないよね。もうちょっとでビール・発泡酒を買い占めるところでした。いや、まあ、ぼくには全く関係ないんですけどね。敢えて一言だけ言うなら、@HaseHiro++。
そんなこんなで、23時ごろには札幌駅に無事到着し、札幌界隈の方をちまちまと降ろしつつ。その後夕食のため小休止を挟んで、札幌を出たのが25時。苫小牧を経由して数名降ろし、28時ごろに室蘭工大に到着しました。
ここで最後の乗客を降ろして、責任の大部分は無事終了です。あとは、ちんたらと千歳空港まで戻って、朝8時にバス返却するのみ。さすがにこの辺まで来ると、集中が1時間ほどしか続かない感じになっているので、休憩を多めに入れつつの移動です。時間に余裕があったので白老で1時間ほど仮眠も取り、31:30ごろ、無事にバスを返却しました。
あとは徒歩で南千歳まで戻ってエアポートで新札幌、地下鉄に乗り34:00に大帰宅、営業終了という次第でした。
走行距離は二日で1100キロぐらい。まあ、普通に考えるとちょっと走ったかなあ、という感じの距離ですが、実際は大したことないです。それなら、国道四号を一気走りして冬コミに遊びに行った時の方がキツかったです。なんせ、北海道の勝手知ったる道ですし、高速道路をかなり使っていますからねえ。とはいえ、慣れていない方がこの旅程を参考にするのは、相当お勧めしないです。きっと、測定で捕まるか、居眠り運転で事故を起こすかになると思います。自分が無理だと思う事は、しないのが一番ですね。
まあ、無事故無検挙で何よりだったと思います。旅費も、釧路往復して6000円なら良心的でしょう。あ、そうそう、旅費の内訳について、簡単に収支報告しておきます。
- マイクロバスレンタル 48時間 66,097円
- ガソリン代 1,087km 212.36L 27,115円 (ガソリン車, レギュラー)
- 高速代 (ちゃんと計算してないけど) 1,000円(以上はしてるはず)
合計で94,212円 を14で割ると一人当たり6,729円。ということで、ボったりはしていませんのでご安心くださいませ>利用者各位
バスここなうについて
記事にしようしよう、と思ってなかなか記事に出来ていなかったのですが、最近ご縁がありましてiPhone3Gから3GSに乗り換えました。で、今まで使っていたiPhone3GをさっそうとJailBreakしまして、SIMフリー化。docomoのデータ通信定額のSIMで第二の人生を過ごして頂くことにしました。そこでバスここなう、ですよ。
モノ自体は今ココなう!が近いと思います。 じゃあ何故それを使わなかったかって、自分でやってみたかったから、です。それ以上でもそれ以下でも無いんですが、、、あと、データを自分のところに持っておきたかった、といういつも通りの理由もあります(←外部サービスが好きじゃない人)。
とはいえフルスクラッチもダルいので、とりあえずググったところ、posupdater というものが参考になりました。perlだったのでPHPにしたり、iPhone用のJS部分は何回か実験していくなかで表示を追加したりタイムアウト処理を入れたり、まあ各所それなりに手を加えていますが、大まかな形はposupdaterを踏襲しています。ライセンスよくわかんないんだけど、githubに公開して手引も書いてくれているので、まあ自分で改変して遊ぶ分には問題ないんじゃないかと思います。使いたいと仰って下さる方がいらしたので、も少し手を入れて公開しようかなーと思います。結構面白い。
何が良かったって、現在地がどこか一目瞭然なところですよね、やっぱり。近い将来デッドリンクになると思いますが、一日目の軌跡、二日目の軌跡。一日目と二日目の合算の軌跡はこんな感じでした。
自分でデータ持ってると、ちょっとSQL書き変えるだけで合算とか簡単に出来て楽しいです(オリジナルはデータファイルに座標履歴を保持していたので、DBに持つように変更してみた)。とりあえず今は表示する軌跡の選択機能や、パスワード設定なんかが出来ないので、その辺の表示系機能を改良してみようかなーというところですね。
あと、思ったより、docomoが頑張ってくれてますよね。軌跡があるところは、3G網で位置情報を投げられたところです。iPhone 3Gは800MHz帯を使えないはずなので、2GHzのみで頑張っているのだと思います。すばらしい。softbankでやるとどうなんだろう、という興味もありますが。まあ、そんなところです。
あと何か書き忘れたことは無いかな。なんか、色々思うところがあって、あれもこれも、と下書きを重ねるうちに時間だけが過ぎていってしまった感じです。日記書くのが遅くて本当に申し訳ないです。何にしても、今回のLDD10fallは大成功だったと思いますし、釧路OSSコミュニティの躍進に期待しています。みなさんお疲れさまでした、また遊びましょーねー!




























