コンピュータやソフトウェアのあれこれ@道民(&元道民)
bokusama
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SSLのwebページにPOSTしても値が渡らなくなった話
2月 2nd
やあやあ。お仕事の山がひと段落して昼寝していたら怒涛の不機嫌な電話で叩き起こされた僕様ですよ。こんにちは。
SSLのwebページでフォームの値をPOSTで取得しようとしても値が取れないという謎事象。ついでにCSSが取れない、と。検索してもあまり情報当たらなかったから、メモだけ書いておきます。同じことで困った人いたら参考になれば。
環境
- apache 1.3.41 mod_ssl 2.8.31-1.3.41 openssl-0.9.8b
- 色々事情があって上げられないのです察してください
事象
- chrome/IE8 SSLのページでPOSTしてもPOST値が渡らない
- firefoxは大丈夫
- POSTリクエストの直後のGETリクエストが失敗する。apacheのerror_logを見ると、次のようになっている。
Invalid method in request hoge=&fuga=&…. GET /css/nantoka_base.css HTTP/1.1
推察
- この例だと、CSSにPOSTリクエストのパラメタを渡そうとしてしまっているが、CSSファイルはPOSTパラメタなんて受けないので、invalid methodと言ってる気がする(httpd.conf次第だけど)
- 原因はSSLの脆弱性対応でブラウザの動作が変わったこと。POSTデータの投げ方が変わった。このリクエストは受けられない方が標準から外れている。参考リンク
- httpsでバウンダリ文字列が分割されてpostされる (google groups forum)
- https ではじまる Plesk にログインできません。 (google groups forum)
- 通信を保護する「SSL/TLS」の脆弱性を突いたhttps攻撃、研究者が発表へ (セキュリティーホールmemo)
- MS12-006 SSL/TLS の脆弱性のちょっと詳しい解説 (Microsoft 日本のセキュリティチーム)
- たぶんこの、分割してPOSTっていうのに対応できてない。splitting とか fragment とか、その辺がキーワードっぽい。
対策
- chromeのフォーラムにあった「chrome に –
disable-ssl-false- startを付けて起動」を試してみたところ、期待通りの動作になったので、この問題で間違いなさそう - 可能ならApacheとかopensslとかその辺を新しくしちゃえばいい気がする
- やんごとなき理由により出来ない場合(だった)、Microsoftさんの記事の対策が僕の場合は参考になった
- サーバー側で RC4 を優先するよう設定する (Windows Server 2008, Windows Server 2008 R2)
- TLS 1.1 を使用する
- 今回はIE6を捨てられないので RC4のみを使えるようにapacheを設定したところ回避できた。以下のブラウザとりあえずOKぽい
- chrome 16.0.192.77
- IE 8.0.7601.17514
- Fx 3.6.16
- IE 6.0.2900.5512.xpsp_sp3_gdr.080814-1236 (@WindowsXP)
謎のメモ
[root@hagehgae conf]# openssl ciphers -v 'ALL:!aNULL:!ADH:!eNULL:!LOW:!EXP:RC4+RSA:+HIGH:+MEDIUM:-SSLv2:!AES:!3DES' DHE-DSS-RC4-SHA SSLv3 Kx=DH Au=DSS Enc=RC4(128) Mac=SHA1 KRB5-RC4-MD5 SSLv3 Kx=KRB5 Au=KRB5 Enc=RC4(128) Mac=MD5 KRB5-RC4-SHA SSLv3 Kx=KRB5 Au=KRB5 Enc=RC4(128) Mac=SHA1 RC4-SHA SSLv3 Kx=RSA Au=RSA Enc=RC4(128) Mac=SHA1 RC4-MD5 SSLv3 Kx=RSA Au=RSA Enc=RC4(128) Mac=MD5SSLCipherSuite ALL:!aNULL:!ADH:!eNULL:!LOW:!EXP:RC4+RSA:+HIGH:+MEDIUM:-SSLv2:!AES:!3DES
ほか
- たぶん Lotus Notes も同じ対策ぽい
- みんな困ってない?こんな古いの使ってないって話かな
- もし誰かの役に立てばということでまあご容赦を.
- てか、とりあえずのワークアラウンドとしてはこれでいいと思うんですが、抜本的対策法(ARCFOURに絞らない)をご存じの方いらっしゃったら教えてください。
LOCAL DEVELOPER DAY ’11/Fall in KUSHIRO
9月 28th
今年もLOCAL DEVELOPER DAY’11/Fall in KUSHIROを開催することができました。
イベントからもう2週間が経とうとしていますが、ようやく僕の中で整理が付いてきたので、自分なりにまとめておこうと思います。時系列を追ってのまとめは、他の方が書いてくださっている通りなので、思うところを中心に。
自分のやったこと
今回僕は、こんな感じでこのイベントに関わりました。
- 主催団体の一つである一般社団法人LOCALの一員として、大まかな企画立案
- 当日の写真撮影
- いち個人の勝手企画として、澤田北海道ツーリストの催行
- そして、もちろん、一人の参加者として
なので、それぞれの観点、切り口から、振り返ってみようかなと思います。
イベントについて
今回のイベントの企画運営は、実質的には釧路OSSさんが主体となって動いて下さりました。釧路OSSの皆さまに感謝いたします。運営については、細かく見ていくと、改善するべき点などはあるかな、と思います。とはいえ、現状で出来る限りのことをしていただいた、とも思います。今後、もっともっと良くなっていくだろうなあ、と思っています。
そういった細かいことより、まず、今回、このタイミングで、この内容のイベントが出来たのがとても良かったと思います。特に、稲葉さん、june29さん、そして釧路市副市長の小松さんを迎えてのパネルは、釧路OSSだから実現できたのではないでしょうか。
単にパネリストに素晴らしい面々が並んでいて良かった、ではなく、内容が良かったと感じています。進行の斎藤さん、お疲れさまでした。
今回のイベントは1~3コマ目までテクニカルなセッションは無く、4コマ目の一コマにテクニカルセッションが平行3本走るという、なかなか他のコミュニティイベントでは考えにくい(と思う)タイムテーブルとしました。釧路OSSさん自体が開発者コミュニティではなくユーザコミュニティである点、また想定するイベント参加者像を考慮して、こうなっています。
いわば前半「非テクニカルの部」のまとめとなるこのパネルセッション、まず印象に残ったのが小松副市長との距離感の近さでした。
市でのOSSの活用について、一筋縄ではいかない事情などを紹介頂いたうえで「それでもうまくいけばみんな幸せになれるんだから勉強していきたいよね」という趣旨のお話を頂いたと記憶しています。(記憶ベースなので一言一句までは自信無いですごめんなさい) それ自体は、いや、もちろんとてもいいお話なのですが、それよりいいなあと僕が嬉しく思ったのは、こう、一緒に考えていこう!っていう空気といいますか、一緒に考えてくれているなあ、と感じられたことなのでした。「まずは足がかりに小さなサブシステムからですかねえ」というような話もあったかと思うのですが、今後もこういった意見交換が続けられて、実際の動きに繋がっていくと素晴らしいなあ、と感じました。
ところで、小松副市長は、毎日ブログを書いていらっしゃる素晴らしい方なのですが(これは簡単なことではないです)、当日の日記にもあるように、june29さんの「プレゼン」に大変感銘を受けていらっしゃいました。要するにZENスタイル、ということになると思うのですが、june29さんご自身が仰っているように、これは功罪微妙なところあるのかも、などと生意気にも思いました。僕はZENスタイルでのプレゼンなんてできないので、偉そうなことを言える身分ではないのですが。
june29さんのプレゼンテーションは、素晴らしいものでした。示唆に富んだ内容で、僕なんかは釧路が地元の人間でもなんでもないですが、とても勉強になりました。あと、「ITで釧路をでデベロップする」のdevelopを自動詞として捉える、というのは気付かなかった。テーマが大きかっただけに、話すポイントを絞り込むのが大変だったかと思います。本当にありがとうございました。
この日の前半「非テクニカルセッション」の土台となる、OSSサービスの現況について、1コマ目に稲葉さんにお話を頂きました。
内容としては、この日記を読むような方はどちらかというとOSSサービス提供側の方が多いぐらいではないかと思いますので、改めて僕から書くことはありません。今回のイベントは、普段OSSに接していない方も多いだろうという想定がありましたので、そういった方には興味深く聞いていただけたのではないかと思います。また、パネルセッションにおいては、「OSSはサポートをどうするのか」といった話題や、「OSSが基幹で使われるなんて考えられない」などといった質疑(会場から)などがありました。そういった問題こそ、どのような(どのように)OSSサービスを提供し、ユーザ企業はそれを活用していくか、という話題そのものになるのであろうと思います。今回は時間の制約上、内容を深めることができませんでしたが、時間が許すのであればその話題だけでもう一コマやれると面白かっただろうなあ、と思いました。稲葉さん、本当にありがとうございました。
懇親タイムについては、去年の日記を見てもらえれば大体いいかなと思います。また、その後のテクニカルの時間については、各所写真撮影で回っていて、それぞれのお話を聞いていないので、ここはちょっとどんな感じだったのかわからないです。
総じて、テクニカルに寄りすぎず、有志個人の集まりによるコミュニティで、地元の活性化をIT/OSSという視点から考えるコミュニティ、という色合いが出たイベントになったのではないかと思います。特定技術をテーマとしたコミュニティでは企画出来ないのではないでしょうか。と、こう書くと小難しい感じに見えますが(スーツの人が難しい顔をして難解なお話をしているような)、そうではなく、眠くなる余裕なんてない、とても充実したイベントでした。その点において、今回のイベントはとてもよかったと感じました。
写真撮影について
半分趣味なのでさらっと。
- 80-200/2.8は偉大
- 直進式の初期型だけど、AF遅いけど、ていうかなんかイマイチAF外すけど、VRもEDもないけど、それでも200/2.8じゃないと撮れない
- ISO1000でスピードライト使って-0.3EVでようやく1/100。これでも被写体ブレは避けられない。
- どうせ200mmになったら三脚使わないとどうしょもないんだからVRは無くていい(この用途なら)
- そりゃEDレンズ欲しいけど
- 自前のスピードライトの購入を検討すべきか否か悩むところ
- 普段使わないけどイベントの人撮りにはやっぱり必要だなあ
- SB-700かなあ
- 16-85/3.5-5.6 VRは失敗
- 広角全景用手持ちサブ機のレンズは17-50/2.8 VCにするべきだった。暗い。
- D7000ならISO1600とかISO2000とかで撮れるのかなあ・・・ほわわ
- 今回新たに導入した三脚は、モノに文句は無いんだけど如何せん重い。クルマじゃないと辛い。
まあ、記録としてはそれなりに撮れたと思うので、こんなもんじゃないかと思います。
澤田北海道ツーリストについて
無事故無検挙で良かったです。それが全て。
と、これだけじゃアレなのでもうちょっと補足すると、何より、往路が開始時間に間に合って本当によかったです。途中、国道区間で車が詰まったりとやきもきした場面もありましたが、無茶はせずに15分前には開場入りすることができました(ただし、今年も味噌汁は走行中の車内で飲むことになりました。ごめんなさい)。要するに去年の道中遊びすぎたことを反省して無駄を切り詰めた点と、イベントの開始を30分遅らせてもらったのが奏功した結果になると思います。そして、もし来年があるなら・・・来月、念願の道東道全面開通です。もっとラクになると思います。
そういえば、特に二日目の食事など気にかけて頂きみなさんすみません。
ツアーやるということは、つまりそういう事だと、最初からそのつもりでやっておりますので、何も問題ないのです。食べすぎたら眠くなっちゃうし。
あとは、観光スポットが好評で良かったです。2年連続で天候に恵まれなかったのは残念ですが、博物館も模擬坑道も素晴らしかったと思います。実際の採掘現場は暑いらしいですね。一回行ってみたいものです。
いち参加者として
今回のイベントを振り返っていたら、いつの間にか、経済圏の人口と、その地域に根差すコミュニティの傾向について考えていました。
大規模都市(たとえば東京)には、専門性が高いエッジのコミュニティが成立するように思います。それは当然と言えば当然のことでしょう。それぞれの専門分野(たとえば特定のソフトウェアや技術単位)でコミュニティを細分化(=狭く深くなる)していけるのかと思います。一方で、それらコミュニティ間の横のつながりというのは、どれぐらいあるのでしょう。あまり横で繋がらなくても、それぞれでうまく回っているのであれば、積極的に連携する必然性は薄いのかもなあ、などと思うのですが、結構繋がってる気もするし、その辺はちょっと何とも言えないところです。よく発表側に回る人ではなく、勉強会やイベントへの参加者レベルでの繋がりは当り前にあるものなのでしょうか。今ならtwitterでやりとりしますよね。いずれにせよ、こういった大都市圏では、2000年頃にはコミュニティが成立していたのかなあ、と思います。
中規模都市(たとえば札幌)には、エッジのコミュニティは成立しずらいのかなあ、と思います。もちろん、地方都市で最先端・エッジの事をやっている方はいらっしゃいます。が、大規模都市ほどその数は多くないため、エッジのコミュニティの成立が難しいのではないでしょうか。とはいえ、専門性の高いことに造詣が深い方や、それを仕事にしている方、興味がある方は居り、そういった方々が勉強会を開催しているのが現状ではないかと思います。コミュニティの単位としては、大都市ほどは専門性の高い切り方では成立しずらいけれども、ある程度で細分化して成立している感じなのかなあ、と思います(大規模都市にも、同程度のゆるい切り方のコミュニティは存在すると思います)。コミュニティ間の横の繋がりもある程度あって、たとえばインフラとセキュリティ、のように関連領域では、結局参加する人や主催する人が同じになりやすく、横の連携が行いやすいのかな、と思います。僕は札幌の事しかわかりませんが、ここ4-5年で、そういった勉強会が活発になったかな、という印象です。
では、小規模都市(たとえば釧路)は、どうなるのでしょうか。ここが2011年の今、問われているのではないでしょうか。
特定技術に細分化したコミュニティは、成立しないでしょう。元々の分母となる経済圏の人口が少ない上に、そういった地方都市ではITを専業とする会社がそう多くない、という事情もあるかと思います。そうなると、釧路OSSのように、様々な趣味・関心・指向がmixされたコミュニティが成立するのは必然かと思います。地方都市のコミュニティは、これを「特長」として自認する必要があるのだろう、と今回感じました。
専門性を求めても、大/中規模都市と同じことをやるのは難しいかと思います。話し手が居ない(居ても一人になってしまう)、参加者が集まらない、という状況では、やる方が疲弊してしまうだけになりそうです。そうではなく、むしろ大/中規模都市のコミュニティではあり得ないもの-関心領域の広さ、様々なポジション(見識、指向、社会的役割、職業)の人間の「組み合わせ」から生じる「活動の幅」-が持ち味になるのではないかと思います。今回の釧路OSSのイベントが、まさにそうだったのではないでしょうか。僕はじゅーんさんの「組み合わせる」を、自分たちにも向けられているなあ、と感じながら拝聴していました。
他の都市、特に大/中規模都市を真似ようとしない勇気が必要なのだと思います。自分たちが、自分たちをどうしたいか(たとえば、地域経済に貢献する、ITで楽しく暮らす、学生を育てる)を今一度見つめ直す必要があるかもしれません。そこでコンセンサスを得て、その目的のために活動していくことができれば、それが小規模都市におけるコミュニティのあり方として、新しいスタイルになるのかもしれない、と思いました。いや、新しいスタイルかどうかなんて、どうでもいいんですけど。その地域に貢献でき、かつ、やっている方も楽しいコミュニティが形成されるのではないでしょうか。
ところで、小規模都市におけるITコミュニティの成立下限規模は、どの程度なのでしょうか。釧路を見ていると、20万都市はいける気がします。10万都市はいけるのでしょうか。5万都市では無理なのでしょうか。きっと、それぞれの規模や地域に適したやり方があるのだと思います。それぞれの地域で、それぞれのやり方が見つかるといいのですが。
そんなことを考えていました。
ここまで書いて思いましたが、大規模・中規模・小規模都市って、たぶん独自の言い回しになっちゃってますね。学問上や社会通念上は違う区切りになるのかもしれません(政令指定都市はみんな大都市?)。そこは意図を酌んで頂けるとありがたく。
あともう一つ、じゅーんさんの出したキーワード「嫉妬」について。tweetもしましたが、とても共感します。これについて僕は「常に下の世代に嫉妬していられる状況を維持できれば、それがいい」と感じました。それ自体は常々思っていたことですが、「嫉妬」の一言で見事に表現しきったじゅーんさんのセンスには脱帽です。
結局、自分がいいなと思うものを一つでも残すことができれば、文化の拡大再生産と言うと大げさですが、バトンを繋ぐことができた、ということになるのではないでしょうか。そう考えると、何か一つでも自分が思う「良い方」に変えて、次に繋げることが大事なのでしょう。センパイはコーハイにオゴル、の繰り返し、みたいなものですかね。(ちがいます)
まとめ
要するに、いいイベントだった、みんなおつかれさま、釧路の今後に期待!ということでした。ここまで読んだ方、お疲れさまでした。
いやしかし、もうちょっと手短に書けないもんかね、おれ。
Galaxy S2+HID+Debian = Perfect Handheld Computer(後編)
9月 11th
Galaxy S2が面白くて仕方がないよシリーズの後編記事です。
前編は、IS01での挫折の顛末〜Bluetooth Keyboard + MEDIAS N-04C、そしてGalaxy S2(SC-02C)への道程についてでした。後編では、主にSC-02Cのお話が出来ればと思います。
ふつうにHIDとして使う
そんなわけで勢いで機種変更してしまったGalaxy S2、まずはHIDデバイスの使い勝手が気になります。
うん。大変快適でした。キーボードもマウスも認識するっていいよね。Androidをスマホ用OSとして認識している人にとっては、マウスポインタが表示されるという事それ自体が新鮮かもしれません。どちらかと言うと組み込み系の汎用OSという出自で捉えると納得しやすいかと思います。
リモートデスクトップクライアントにしてみる
標準状態のAndroidでも、キーボードとマウスが使えるなら、リモートデスクトップは大いに実用になるはず、と踏んでいました。
早速試してみたところ、
- まあ普通に使える
- 画面解像度が合わないのが辛い。RDPは自由な解像度を許してくれないのだろうか、あるいはクライアントアプリの問題だろうか。
- キーボードもマウスも無い状態で使うRDPよりは100倍快適と思われる
という感触でした。概ね、思惑通りです。
そんなことより、とりあえずroot
で、買って半日もしないうちに、root権限を取るための作業を始めました。そもそも、rootedであることを前提として端末を買っているので、ごく自然な流れです。
※ここから先の話は、見よう見まねでやるとGalaxy S2がゴミになる(文鎮化する)可能性が非常に高い作業ですので、わかる人には参考になるであろう程度に大雑把に書きます。読んでも判らない人には、お勧めしません。このページだけ見てやろうとしても無理です。それでもやろうということであれば、その心意気はとても良いと思いますが、壊れたことを人のせいにするような人は絶対に手を出さないようにしましょう。ジコセキニンってやつです。
作業自体は先達諸兄の足跡をなぞっただけですので、詳説はしません。要するにカスタムROMを書き込むことになります。Galaxy S2は、ht-03aのような状況で、カスタムROMはCPU電圧を調整したりディスプレイ輝度を調整したり、もろもろ手が入ったカスタムROMが何種類もある状況のようです。某巨大掲示板群の当該スレッドを読めば概ね把握できるのではないかと思います。というか僕はそこしか読んでいません。また、ROMイメージの転送方法については、ぐーぐる先生にお伺いを立てれば回答が得られる程度の難度ですので、各自で把握頂ければと思います。
それでどのイメージを転送するかという話になりますが、標準状態のGalaxy S2をちょっと触ってみて、パフォーマンス等々には全く不満を感じなかったので、あくまで標準ベースでrootだけ取れる、というイメージを書き込みました。最近は書き込みのことを「煮る」と言ったりするんでしょうか、それは一部だけでしょうか。その辺はついていけていません…。
カスタムROM制作にトライしている諸兄には篤く御礼申し上げます。
※ところで、カスタムROMを取得して導入するのって、著作権的には違法になるんでしょうか。海外ではカスタムROMを書き込みできるように開放する、といった動きもあるようで、黙認なのかなあと思っているんですが(純正ROMの製造コスト自体は端末の料金に含まれているわけだし)、もし法に触れる(あるいは誰かの迷惑になる)ようであれば、本意ではないので、このエントリは削除します。
そんなわけで無事にrootを取得できました。
なんてお手軽なんでしょう、感動的です。ハックしてる感は、全くありません。ていうかハックしてません。
Debianイメージの作成
続いて、Debian の準備を行います。基本的なアイデアはここに説明されている通りです。ざっと見てもらえればわかると思いますが、要するに
- debootstrapでarm用バイナリを指定してextのイメージファイルを作る
- 作ったイメージファイルをloopback mountして、そこにchrootする
という、それだけの話です。その筋の方なら難しくも何ともないと思います。逆に、先のページの内容を理解出来ないようだと、苦労すると思います。とはいえ、やってみないといつまで経っても出来るようにはならないので、リスクを承知でトライするのは面白いと思います。root取るのさえ失敗しなければ、この作業は失敗したところでdebianが立ち上がらないだけで、Android環境までは壊さない・・・いや/system/ を書き換えて壊そうと思えば壊せるか・・・まあたぶん、よほどじゃなきゃ壊さないと思います。知らん。
で、おいらはdebianを普段使っていないので、ESXiにさくっとdebian環境作って作業しましたよ。CDブートでいいんじゃね?とか、なんか別にCentOS上でも何とかなるんじゃね?って気もしたんですが、debianのインストールって、いま、酷く簡単だし、仮想化のおかげで物理マシンも用意しなくていいし。ラクな方に流れました。
debian.img の作り方はもう手引きの通りです。留意する点としては、
- おそらくSDカード上にイメージを配置しようと考えていると思います。ファイルシステムを確認してください。
- fat32であれば、1ファイルのサイズ上限は4GBまでです。
- 謎の数字で言うと 4194304000 ぐらいの感じです。
あとは特に何もなかった気がします。
ちなみに、armバイナリがあるディストリビューションでいまもアクティブに保守されてるのって、どれぐらい選択肢あるんだろうと思ってwikipediaを見てみたところ、うーん。Debianのほかには、GentooとSlackwareだけですか。さすがにクロスビルドする気合いはありません。
そう・・・玄箱にVineを入れていてね・・・アップデートできなくなって悲しい気持ちになってたんですよ。玄箱うぉううぉうさんのアレです。その玄箱も、半年ほど前、ものすごく忙しいさなかに華麗に逝きました。臭いからして、電源系のコンデンサとかそんな感じで。でも丸6年以上動いたのかな。彼はえらかった。
Debianイメージを端末に持ち込んでchrootする
このステップさえ乗り越えてしまえば勝ったも同然ですね。とりあえず作ったdebian.imgをscpなりで作業端末経由でSDカードに書いてあげて、端末に置いてあげて、までは誰でも出来ると思います。問題は、先の手引きで”bootdebian”として紹介されているシェルスクリプトですね。
答えは載せませんが、要点だけ
- chrootコマンド自体は、Androidマーケットからbusyboxを導入することでわき出てきます。
- 僕はStephen(Stericson)さん作のBusyBoxというのを導入しています
- このアプリはBusyBoxのInstallerということらしく、起動すると導入するBusyBoxのバージョンを選べるのですが、最初導入を選択した1.18.xのバージョンでは、chrootが導入されませんでした。
- v1.17.1 を導入するとchrootのsymlinkが出来ていました
- chrootが無くてすんげーハマった。知らんがな
- まさかyaffs2そのままでやろうって人はいないよね。/dev/block/mtdblock3 とかそのまま使おうって人はいないよね。自分の端末のmountの結果見てから考えるよね。
- そういえばext4にびびった
- Galaxy S2は内蔵ストレージと外付けストレージ(micro SD)がある
- 内蔵ストレージ: /mnt/sdcard
- micro SD: /mnt/sdcard/external_sd
- /system に書きたければ、
mount -o remount,rw -t ext4 /dev/block/mmcblk0p9 /system
大体これぐらいの情報でいけるんじゃないかと思います。行けない人はやめといた方が(略)。いやだってさあ、ここを無理に進めたとしても、X11環境をイチから作ることになるんすよ。.Xresourcesとかxinitとか@im=とか、解ってないと相当辛いと思うんですよね。。。(やったことあっても苦労する)
ちなみに僕のbootdebianは、
export img=/mnt/sdcard/external_sd/debian.img
export home_img=/mnt/sdcard/external_sd/root_home.img
:
losetup /dev/block/loop5 $img
losetup /dev/block/loop6 $home_img
:
mount -t ext2 -o noatime,nodiratime /dev/block/loop5 $mnt
mount -t ext2 -o noatime,nodiratime /dev/block/loop6 $mnt/root
ということになっております。4Gじゃ足りなかったの。
debootstrap –second-stage する
いやもうここまで来ちゃえばね。
眺めてるだけ。特に問題なく終了してくれました。
つまり、
まるっとdebianな訳です!やったね!
環境構築
正直ここから先なんてどうでもいいっていうか、もうAndroid関係ないしおまけみたいなもんです。
- とりあえず # apt-get install gnome とかやってみました(←
- sslcert の導入でコケました。$TEMPDIRが定義されていないのが問題だったので、適当に.bashrcこさえました。
mtabが無いおかげでdfコマンドが使えません。ln -s /proc/mounts /etc/mtab という大味な回避策を取ってみました。いいのかこんなんで。
- Xのビデオドライバなんてあるわけないのでvncサーバを使う。
- tightvncserverしか選択肢がないので、それで。
何か残ってた謎のメモ文字列。
# export USER=root # touch /root/.Xresources # vncserver -geometry 800x480 -depth 24 :1 (なんかパスワード訊かれるから適当に) # export DISPLAY=:1 # vncserver -kill :1 (tightvncの止め方)
gnomeは、使えなくはないんだけど重たいので、WindowManagerはXfce4に落ち着きました。あとはまあ、フォント関係(unifont ttf-kochi-gothic ttf-kochi-mincho ttf-vlgothic)導入したり、日本語入力環境整えたり、ですね。
- http://wiki.debian.org/JapaneseEnvironment
- http://www.softel.co.jp/blogs/tech/archives/2589
- http://www.h7.dion.ne.jp/~maruyosi/pasocom/debian_trial_52.html
意外と難しいのが、AndoroidアプリのVNCクライアントですね。試した中では「アンドロイドのVNC」というアプリが一番良かったです。難しさとしては、
- 2ストロークキーが入力されない
- 画面サイズが上手く指定できず全画面表示に出来ない
- マウスでアプリケーションのウインドウを掴む操作(移動、リサイズなど)が出来ない
- localhostへの通信なのに再描画が入ったりストレスを感じる
という類のモノがあると感じました。その中で一番バランスが良かったのが、アンドロイドのVNCという、直訳ロックなソフトでした。このアプリで不満なのは、Shift+Spaceが認識されないことだけです。(僕は10年前のkinput2の時代からimのスイッチをShift+Spaceでやっている。Windows/Mac環境下ではCtrl+SpaceでIMのスイッチをしている)これは、Shift+↑がなぜか認識されるので、とりあえずそっちに振り分けて妥協することにしました。いいの、非常用だし。Alt+Escとかそんな非人道的なキーよりはいいと思う。あれは指がつると思うんだ。
現状のパフォーマンス
結局どんなもんか、見てもらうのが早いでしょうか。
ごめん、ちょっと作業環境が良くなくて、あまりきれいなビデオ撮れなかったんですが、大体どの程度の感覚なのかはつかめるかと思います。
まず、sylpheed を立ち上げています。キータッチが遅いのは、手前に漫画を積んで、その上にビデオカメラを置いているから。1分前後のあたりで受信箱を開いてから少し待ちがありますが、これは3GでIMAPアクセスをしているからです。通信は全てdocomo 3Gです。
1:30あたりから、firefox (iceweasel)を立ち上げています。これは普通に新聞社サイトを閲覧しています。3G待ちの時間が多い感じですね。
最後に、3:20あたりから、OpenOffice.orgを立ち上げている感じです。
正直、sylpheed とfirefox ぐらいなら全然イケちゃうなあ、という感想です。いや、そりゃ、画面の狭さは如何ともし難いものがありますが、体感的にはPentium2-400MHzよりは早いんじゃないだろうか、と思っています。
まとめ
どうですかね。普通のキーボードとマウスがあって。画面こそ狭くて小さいけれども、これぐらいの処理能力があるコンピュータが、常に携帯できるとしたら。結構魅力的じゃないかと思うんです。正直、F-07Cよりこっちの方がいいんじゃないかと思うんです。だって、Windowsモード時にbluetooth使えないって、あんまりだよF-07C。買う気満々だったのに。
キーボードとマウスが重たいじゃん一緒じゃん、という向きもあるかと思うんですが、考えてください。スマホはいずれにせよ常に持ち歩いてますよね。なので、重量増分は0グラム。僕の場合、AC-USB(iPhone用)と、USBケーブルも常に持ち歩いているので、充電分まで含めて重量増分ナシです。で、キーボードがRBK-2000BT3で、重量は電池含まず180g。電池は単4が2本なので、おおよそ20g、それにケースで20gを見てざっくり220gぐらいでしょうか。マウスがiBuffaloのBSMLB06NWHで、重量が18g。電池2本入れて40gぐらいでしょうか。キーボードとマウスの総計で260gを持ち歩くということになります。
いかにVAIO typePが軽いとはいえ、600gはあるんです。それに、ACアダプタが100gちょいでしたか。そのほかケースだケーブルだ、と考えると、なんだかんだで800gぐらいにはなるんじゃないでしょうか。そう考えると、500gぐらいは違うわけですよ。いつも500mlペット一本無駄に持ち歩く感じな訳です。重いって。普通のPC(レツノとかMBAとか)は本体だけで1kgを軽く越えちゃいますからねえ。ACアダプタまで入れたら1.3kgでもまあ軽いんじゃないでしょうか。1kg違うわけです。
もちろん、かなり制約は厳しいです。非力だし画面は狭いし字は小さいし。でも、最低限出来ないと困ることは提供してくれている、そこに価値があると思うんです。繰り返しになりますが、計算機を使うと解ってるなら、最初っからThinkPadなりTypePなり持参すれば済む話なんですよ。まず使わないけど、最悪の場合のために・・・という理由でPCを持ち歩く事情がある人には、理解してもらえるんじゃないかと思っています。
ところで、僕の中ではGalaxy S2いじりはまだ終わっていなくて、以下のネタがあります。
- USBホストケーブルを使って
- SDカードからデジカメ画像を取り込んでflickrに上げてみる
- セルフパワーのHDDをつなげてみる
- 無理だと思うけど手当たり次第USBデバイスをつないでみる
- HDMI出力ケーブルを使って
- OpenOffice.org の Impress、またはAdobe PDFの最大化表示を使ってプレゼンに挑戦
- qemu動いたりしないかなー
- ビデオとかどうでもいいからエミュレートだけ走ってくれればなあ
- XPをRDPサーバにできれば、描画はAndroidアプリのRDPクライアントを使えばいいよね
- まあ実用になるかというと、アレだけど。
特にqemuの件は先に検証してから日記を書きたかったわけですが、いかんせん最近忙しくなってしまい、まとまった時間を取るのが1ヶ月後ぐらいになりそうなため、pendingのまま日記を上げてしまおうと思います。どなたか時間ある方いらっしゃったら、試してみませんか。すごい面白いと思うんですけど、ダメっすかね。Galaxy S2でエロゲの一本でも動かせば、それなりにインパクトのある感じになると思います。
そんなわけで、Galaxy S2、すごくいいです。Android端末、特にdocomoのAndroid端末を使っている人は、spモードメールアプリの遅さにイラッ☆と来てるに違いないと思いますが、Galaxy S2で使うと超快適です。ブラウザもtwiccaもアホみたいに早いです。iPhone3GとiPhone3GSぐらいの違いがあると思います。きっと、来年あたりは、デュアルコアCPUが主流になるんだろうなあと予感せずにはいられない一台でした。あと、スマホに関して言えば、現時点では国産はダメかもしれない。いままでいいなと思った端末は全部洋物な気がしてきました。MEDIAS(N-04C)は、いつになったら2.3に更新してもらえるんだろう。
それではみなさん、よいモバイル・ライフを。
Galaxy S2+HID+Debian = Perfect Handheld Computer(前編)
9月 11th
Galaxy S2買っちゃったー&そっこーでオモチャにしちゃった。
今回は、なんで唐突にGalaxy S2を買っちゃったのか、そこに至る経緯と、Android はそのままに、Debianのユーザランドを動かす話について書くよ。意外と長くなっちゃったので、前編はGalaxy S2(SC-02C)購入に至るまでのアレコレ、後編はSC-02Cを触ってのアレコレ、という構成になっています。
プロローグ
そもそも僕はハンドヘルドコンピュータが大好きなのです。今にして思えば、PC-9801NS/Tを背負って中学校に通ったあたりから僕のモバイルコンピューティングが始まりました。電子手帳やらpremini(初代)やらSigmarion3やらLibretto50やら、大好きなのです。Willcom D4も当然買いました。IS01も当然に乞食しました。
僕がモバイルに求めるのは、
- 何も考えずに常に持ち歩けること。
- いつ何時必要になるかわからない。
- 必要になると最初からわかっているなら、ThinkPadを持っていけばよい話でしかない
- フルコンピュータとして、一通りの事が出来ること。
- ssh接続して一通りのサーバ保守作業
- SDカード読みこんで画像をflickrに上げたりメール添付したりぐらいは出来ること
- 打ち合わせメモをストレスなく取れること
- メールを見られること。添付で付いてきた.xlsぐらいは読めること。
- I/Oは今ならUSB必須。有線LAN、外部モニタ出力は欲しい。RS-232Cあればなお可だがUSBで逃げてもよし。
- フルキーボード必須。
- マウスポインタはトラックポイント(または準ずるもの)が望ましい
- 最低電池駆動1時間
です。
これらの条件を満たすため、現在はVAIO typePを携帯しています。
この子には基本的に何も不満が無いのですが、最近これですら「重たい」と感じるようになってきました。「いつ必要になるか判らないから常時携帯していたい」ので、常に持ち歩いている訳ですが、言い換えると「9割方使わない」わけで、やっぱり使わないとなると、無駄な重量だと感じてしまうのです。歳のせいにしておきたいと思います。
そんな折、IS01でDebianが使える、という記事を見かけました。VNCをXサーバとして使うことで、X11環境も構築できるようです。
IS01でX11 環境の夢を見た
「ほうほうこれは興味深い、では僕も早速・・・」ということで、購入後一度もファームアップしていない自慢のIS01を掘り出してきてですね
MobileHackerzさん謹製「IS01 rooter」を
いやーなんてお手軽なんでしょう。もう、ハックなんて恥ずかしくて呼べないレベルまでお手軽になっちゃってます。ただの設定、ですね。だってもう、本スレのログ読む必要すら無いレベルですよ。
ありがたや。指示通りに操作するだけで何の問題もなくroot取れました。あ、01.00.07 でも問題なく特権取れてます。留意点は、せいぜい、super userは別途導入してあげないといけない、ってぐらいでしょうか。とにかく簡単すぎて、もうあまり記憶がありません。
さて、まあとにかくrootは取れたので、次はdebianのイメージを作って。。。って、このキーボード、パイプ(|)入力できないのかよ!!!!
あー、ごめん、無理。一時的にはソフトキーで逃げれるけど、、、
僕の目的は前述の通り、linuxのシェルぐらい操作出来ないと困るわけで、パイプがソフトキーとか、ちょっと考えたくないです。 ps -ax | grep hoge って入力するのに、ソフトキーボードは、ねえ。大体、外でターミナル開かないといけないってのは、割と平時な状況ではないわけでして、あんまりのんびりもしてられないわけで。
じゃあ、IS01にキーボードだけ外付けすればいいじゃん、と考えるわけです。Bluetoothキーボードをですね・・・って調べてみたら、IS01はHIDをサポートしてないんですね。そうですかそうですか。確かに、標準のキーボードとトラックボール、いいですもんね。外付けキーボードなんていらないですよね。
そんな理由でIS01にDebianを載せるのはやめちゃいました。IS01には、このまま主に車載マルチメディア端末として活躍していただこうと思います。彼がいないと、渋滞したときにNHKニュースすら見られなくて困るのです。
なぜかBluetoothキーボードを買ってMEDIAS N-04Cで活用してみる
ところで、Bluetoothの外付けキーボードを調べていくと、HID非対応、SPPプロファイル対応、という端末でも(無理やり)キーボードを使える製品というのがいくつかあるのですね。その中でも、リュウドのRBK-2000BT3あたりは、僕が使っているMEDIAS N-04Cも(非公式)対応しており、そこそこ安価なようです。打ち合わせメモぐらい取れるようになるといいなーと思い、ぽちったのが先々週?の話です。
到着したら、張り切って使うわけじゃないですか。
そんなわけで打ち合わせメモをMEDIAS N-04Cで取ってみた感想は・・・
- とりあえず使える
- 使えないわけじゃない
- Androidスマホ単体で使う事を考えたら遥かに快適だ
- キータイプに微妙についてこない事がある
- やっぱ打ち合わせメモだけ取れても仕方ないかなあ・・・
というものでした。まあ、概ね予想通りというところですね。入力を実現するためにBlueKeyboard だっけな、そういったアプリを使うのですが、キーボードの切り替えを毎回意識しなければならないのが手間なのと、タイプについてこない事があるのとがストレスかなあ、と感じました。
ここでやめておけば良かった。「ちなみに、HIDをサポートしているスマホって何があるんだろう」と、docomoの公式をつらつらと見てしまったのが悪かった。圧倒的なスペックで話題のGalaxy S2のBluetooth欄には「HID」としっかり書いてあった。そして、Galaxy S2は、既に先達により、rootedだった。この状況で、僕が物欲を抑えることが出来るだろうか。
結論から言うと、3回目のヨドバシカメラで、屈した。だって、デュアルコアだし。
書いてて思ったんですが、わりとココまで全てどーでもいい内容ですね。前後編に分けた方が、見る人にとって優しい気がしてきました。そんなわけで、全六部作は無理ですが、全二部作にしようかと思います。
つまり、後編に続きます。
イオン980円SIMとWiMAXとドコモ純正SIMと心強さと
8月 24th
なんか4つになってるけど、まあいいか。イオン980円プラン北海道展開記念エントリです。
そんなわけで先週東京に行ってきてですね、念願のb-mobile 100kbps 980円/月のSIMを大購入してきた僕様なんですが、なんとその翌々日に北海道での展開が発表されるとかね、もうね。わざわざ品川シーサイドまで電車を乗り継いで行ったのに・・・。そんなわけで時代の最先端の最後尾を突っ走る僕様が、札幌での使用感を簡単に報告しますよ。
契約について
品川シーサイドのジャスコではこんな雰囲気で展開していました。
まあ、こういうことになりますよね。そこにあるプラカードをレジに持っていって下さいな、と言えば契約できます。ぼくは免許証とクレジットカードで行きました。契約自体は30分かからなかったと思います。
でまあ、SIMはSIMでしかないので
見ても何の変哲もありませんね。強いて言えば、このSIMをぽきっとやるのは初体験でした。微妙に緊張しましたが、きっと初めてだからでしょう。
ぼくはこのSIMを、現在のところiPhone 3G(JB, unlock済み)で使っています。重要なのは「で、それ、使い物になるの?」ですよね。そんなわけで、勢いで契約したWiMAX、docomoの標準データ定額wifiルータ、docomoのふつうのスマホと並べて比較してみたいと思います。
iPhone 3GS + WiMAX WM3500R @ 札幌市北区(札幌駅近郊・ビル内)
未だに赤にするべきだったか迷いがあります。白、思いのほか文字や表示が見づらいんですね、これ。
このルータについては、特に何も感想が無いです。SSIDやキーが初期状態で適切にランダムなものが設定されていて、それが本体にシールで貼ってあるので、そのまんま使っちゃうぐらい何も設定しないで使ってます。レビューおわり。
で、今日の話題は反応速度や速度感の問題なので、動画をごらんくださいませ。
AFがあらぬところにいっているのは平にご容赦を。見ての通り、大変快適です。1分あたりのところでLockerz開けなくて待っちゃってますが、これはその後再試行することで上手く行ったので、どこかで誰かがくじけていた感じですね。結論としては、エリアさえあれば、とても良いです。でも北海道を移動する人には使えないと思います。とりあえず、新千歳空港~大谷地駅のバスは、使えませんでした。新千歳空港のバス乗り場は大丈夫で、自宅も大丈夫なんです。恵庭なんかでも時々電波捕まえるんですが、市街地の間は全くダメですね。
何でもいいんだけど、HD(1080p)で見れるのね、この動画。NEX-5で撮ったのをそのまんまyoutubeに置いただけなんだけど、ものっそい無駄なことは確かですね。
iPhone 3G + b-mobile 100Kbps @ 札幌市北区(札幌駅近郊・ビル内)
先にも書きましたが、国内でソフトバンクが発売したiPhoneは、そのままではもちろん使えません。SIMロック解除については本題から外れるので省略と言う事で
まあ、動画を見てください。話はそれからだ。
今度はAFばっちり。つか、480pあたりで見るとすげー高画質なのね。いい時代だなあ。
で、どうでしょう。iPhone3G、思ったより使い物になってると思いませんか?僕は「ピクト立ってるのにパケットが通らなくてイライラするソフトバンク回線」より遥かに使えると感じました。何ていうんですかね、端末ののんびり感とパケット通信の牧歌的な感じが、どちらに責任があるのか判らない、極上の待ち時間を醸し出しています。こうやって使うなら、980円SIM、すごくいいと思います。
しかし、ピクト立ってないのは、A-GPSの云々とかの話なのかなあ。foursquareはくじけちゃう感じでした。
MEDIAS N-04C + docomo普通の契約 @ 札幌市北区(札幌駅近郊・ビル内)
申し訳ないくらいどこにでもある初代MEDIASです。
何の面白みも無いですが、一応比較対照的な。
メモリ容量的な理由でスピード計測アプリ入れてないんですよね、この子。なもんで、お約束のブロードバンドスピードテスト(www.bspeedtest.jp)で計測してみました。
あと、そうだ、このビデオを撮ったとき、twitpicさんがくじけておられたのでした。僕のtwiccaにはtwitpicプラグインしか入れてなかったもので、しょうがないのでtwitter純正のアプリからyfrogにアップロードしています。iPhoneはEchofonでLockerzに上げていますので、その辺条件がイーブンでは無いです。まあ使用感はこんなもんだよね、ということでひとつご容赦を。
PC(TP X301/Windows7) + WiMAX WM3500R @ 札幌市北区(札幌駅近郊・ビル内)
これはスピード計測の画像一枚で。
んーまあこんなもんすかね、ストレスは特に無いです。ちょうど10年前ぐらいに、ヤフーBBさんあたりが大量に配っていた8MbpsのADSLぐらいの感覚で使えるかなあ、というところです。新宿ヨドバシカメラ横の喫茶店では10Mbpsが出ましたが、あれは条件が良すぎるのだろうなあ。何にせよ、不満のない速度です。数回試すと上り3Mbpsぐらいまで行くこともあるので、多少振れ幅はありそうです。
PC(TP X301/Windows7) + docomo BF-01B/docomoデータ定額契約 @ 札幌市北区(札幌駅近郊・ビル内)
素直にドコモショップに行って「パソコンでインターネットしたいんです!Xiとか何それわかんない怖い!3Gがいい!」って言ったら出てくるであろう契約ですね。
うん、まあ、こんなもんすよね。この契約の価値は、全道どこでもとりあえず最低限の通信環境を確保できることにあると思います。例えそれが池田町でも、陸別町でも、きっと大丈夫です。逆に言うと、大都市部にしか居ない人には無用なのかも。
PC(TP X301/Windows7) + docomo BF-01B/b-mobile イオン100Kbps @ 札幌市北区(札幌駅近郊・ビル内)
さて、じゃあ、BF-01BにイオンSIMを刺したらどうなるか。
うん。
えーっとね、体感的には、15年昔に戻ったと思えば大体外さないです。V.42bisの56kモデムとか、PHSでPIAFSとか、そうそんな感じ。ある意味で青春を感じるインターネットがここにありますよ。そのエモさをぜひ動画でお届けしたいと思います。
たまらないじゃないですか「ちろっ、ちろっ」と流れてくるjpeg画像。ほら、tripodやgeocitiesに掲載されている無○正画像をワクテカしながらモニタの前で2分間正座していたあの頃を思い出しませんか?思い出しませんか。すみません、その頃僕ハイティーンだったんです。察してください。久米田も言ってたじゃないですか、現代はいきなりすぎて詫び寂びが無いって。いきなりモロとかグロとか心の準備出来ないからイクナイですよ。そういう意味ではとても安心できる在野のインターネットがここにあるんじゃないかと思います。
ビデオ後半ではシェルでの操作も行っています。ls や ps を目で追えるこの安心感は凄いですね。目lessが可能です。vimはねえ。。。出来ない事はないけど、って感じですね。緊急対応でコンフィグ書き変えてプロセス立ち上げ直させるぐらいなら全然いいですが、これでコーディングはしたくないなあ、というところです。PHSみたいなもんです、ホントに。
あとは、fomaデータ定額だと規制掛かって繋がらないircは一撃ですんなり繋がりました(IRCnet/6667)。SSH(22)もOKでした。ちゃんと使ってないんですが、まあSSHさえ通ればあとはSOCKSなりポート転送なりでどうにでもなるので、それ以上調べる気もありません。
まとめ
僕としては、docomo純正のデータ定額プラン(月5,000円ぐらい)をどうするか本気で悩んでいます。iPhone3Gがテザリング出来るので、IP取るだけならそれでいいんですよねえ(b-mobileのSIMは用途を限定したりしていないので(普通にVAIO TypePに刺すのだってOKなはず)、PCにテザリングさせても何も問題ないはず)。60-70Kbpsと、800Kbps-2Mbpsの間に月4,000円の価値があるかというと、微妙なところです。外出先でメール取ったりweb参照するぐらいなら、100Kbpsでも使えるんだよなあ。
WiMAXについては、UQ Flat で契約したので、最低利用期間30日間は使います。31日目に解約するつもりです。その後は、電波がある状態で高速な回線が欲しくなったときに、UQ 1Day で運用するつもりです。じゃあなんで最初UQ Flatで契約したかって、こっちで契約すると端末が1万円引きだったんですよね。1ヶ月分の基本料4,480円? を失うとしても、実質5,000円ぐらいは値引きになるじゃないですか。それに、契約したら少なくとも2,3日は使うんだから、そう考えると定価で端末買う事も無いか、と考えた次第だったのでした。
レポートは以上です。おおよその速度感を把握する一助になれば幸いです。いやあ、しかし最近はこの辺が断然面白いですね。
LOCAL DEVELOPER DAY ’10/Fall in KUSHIRO
9月 28th
やあやあ。9/18(土)-19(日)で、LDD’10/Fall in 釧路に参加してきたよ。またの名を澤田北海道ツーリスト営業日報。ぼくはマイクロバスをレンタカーで手配して、札幌から釧路まで運転を楽しんでいたのでした。今日は、その時のことを書き留めておこうと思います。例によって、長いよー。コミュニティに興味無いとつまらないと思うので、そういう向きは写真だけ見てください。
イベントについて
イベントは釧路市民活動センターわっとという会場で開催されました。ここは、釧路OSSコミュニティがよく利用している会場です。びっくりするほど会場費用が安くて、釧路の方が羨ましい限りです。
イベントの事前登録人数は46人、うち札幌圏からの参加者は15名前後かと思います。道東の方が、完全なコミュニティによるイベントで30名も集まったというのは、なかなか無い規模ではないかと思います。(ちなみに、釧路は人口20万弱の都市です)
セミナーですが、バスの運行上の理由から、一本目「釧路OSSへようこそ」には間に合いませんでした。バスに乗車していた方、それから斎藤さん、間に合わなくてごめんなさい。無事故無検挙で運行したので、何とか勘弁してください。(後述の占冠あたりで遊び過ぎたのが敗因)
僕はその後、@nazoさんの「わかったつもりになれるHTML5」と二谷さんの「データベース超入門」を拝聴しました。両セミナーともに、内容自体は「HTML5で変態的なものを実装してみました」とか「極限のパフォーマンスをたたき出すDBチューニングとは」のような、エッジの内容では無かったと思います。それがむしろ、今回の参加者の求めていた内容に近かったのではないか、と感じました。実際に「データベース超入門」終了後には、隣席の地元の方にsqliteの扱い方について質問を頂戴したりしました。とっかかりになれるって、素晴らしい内容じゃないかと思います。
愚考するに、これこそが地域コミュニティの果たすべき役割であり、進むべき一つの方向性を示すものなのかなあ、と感じます。すなわち、無理をしないことだと思うんですよね。
技術的にとんがった、ある種の”ピラミッドのてっぺんの人”(※例えがやや微妙なのは承知の上で)しか話せないことは、全国・全世界レベルのコミュニティに任せてしまっていいんじゃないかと思います。そのレベルの話は、地域で閉じるのではなく、全国レベルで話をした方がみんなが幸せになるのではないでしょうか。最先端のお話が出来る人なら「旅費は負担するので来てくださいー」という声もかかることでしょう。
一方で、地域コミュニティは”リアルなコミュニティ”の入口であるべきかなと思います。(”リアルなコミュニティ”という言葉はちょっと危険で、この解釈には色々な意見があろうかと思いますが、今は「実際に顔を合わせて教えたり教わったりできて、時には飲みにいけるようなコミュニティ」ぐらいの意味合いで解釈して頂けると助かります。オンラインだけのコミュニティを否定するものではないですし、閉鎖性を肯定するものでもないです)
そうした地域コミュニティを通して、こういった文化を楽しいと感じた人が先に進み、いずれ表舞台に出てくる。そのきっかけになれれば、素晴らしいことなのではないか。そんな思いを新たにしました。
もちろん、地域コミュニティで技術的に面白いことをやれれば、それは素晴らしいことです。でも、別に技術的に凄い、だけが存在価値ではなくて、それ以外の方法もあるし、「地域」というものに拘るのであればそちらの方がむしろ重要なのではないか、というところです。まず何より、やってる人が楽しくないとダメだと思うんですよね。そんなのつまんないもん。
あと、もう一つ素晴らしかったのは、5コマのうち、地元の講師のコマが3コマもあったこと。札幌からの講師は2コマだけでした。これって、ちょっと前まで「スピーカー不足ですねえ、どうしましょうねえ」なんて話をしていたとは思えない快挙だと思います。先の話の続きになりますが、無理に最先端の話をしようとするから「話せる人いないねえ」ってなっちゃうんですよね。参加者がそういった話を欲している場合はまた別ですが、今回の釧路の反応を見ている限り、ちょうどいい内容だったのではないかなあ、と思いました。素晴らしいです。
イベントの運営という側面から
今回僕は、ただバスを運行しただけで、イベントの運営は完全にお任せもーどでした。「LDDって銘打ってるのにそれでいいのか」という話はあるんですが。とはいえ、運営自体は2004年頃からOSCなどをずっと一緒にやっている(助けて頂いている)斉藤さん(釧路OSS代表・LOCAL理事)の仕切りなので何の不安もありませんでした。準備の様子を見ていても、あれこれと考慮していて、安心して見ていました。特に何が素晴らしかったって、地元の方(釧路OSSの方)それぞれが、自分たちのイベントとして主体的に動いていたことです。これは本当に素晴らしい。それこそがコミュニティの本質だと思います(これが出来ないと、リーダーが動けなくなった途端に動かない会になってしまう)。釧路OSSさんは、今後なお一層「自分たちのコミュニティ」を盛り上げていってほしいなーと感じました。
それから、特筆しておきたいことがもう一点。参加者用の名札が今回は素晴らしかったです。そもそもはイベント内の懇親タイム企画を見て
「何かしら工夫が必要じゃね?知らない人との懇親て、話のキッカケ掴めなくね?名札とか作ったらどう?チェックボックスと自由記述で。」
という僕からの振り(IRCでちょくちょく雑談していました。これ9/2の会話)だったのかな、と思います。この点については斎藤さんも思うところがあったようで、即座に出てきた回答が「user/developer」名札の原案でした。「おおさすが斎藤さん何とかなるなーあとはおまかせー(←お気楽)」、程度に思っていたのですが、当日モノを見てびっくりですよ。
どうですか、この名札。自分が何に興味を持っているか、この一目瞭然感。チェックボックスでチェックしたり、自由記述のアンケート的な部分も去ることながら、流行りもののアイコンをシールにしておいて、各自で貼ってデコってもらうというのは素晴らしいアイデアだと思います。
受付横にこんな風にシールが置いてあって、それぞれが好きなシールを貼って好きなように名札を作りましょう、というシステムでした。これにはびっくりしました。LDDやOSCのように、特定のソフトウェアを切り口として持っていないイベントの場合、こういった名札は何に興味があるかわかるし、自分の名札をデコって作る感じが楽しいです。むしろ、特定のソフトウェアのコミュニティでも実践してみるのはどうでしょうか。自分が所属しているところだと、日本PostgreSQLユーザ会は思いっきりPostgreSQLを扱うコミュニティですが、”pgpool” “PostGIS” “Window function” “再帰SQL” “全文検索” のように、それぞれの萌えどころのシールがあっても面白いかもしれません。…コアすぎるか。ごめん、やっぱダメかも。
まあ、それは冗談にしても、実際にシールぺたぺた貼るのって、単純に楽しいですね。こう考えると、名札アンケートのチェックボックス欄や自由記入欄は、さしずめ「xxサイト管理人に100の質問」のようなものかも。
それで、この名札の成果ですが。実際の懇親タイムに、数名の方とお話をさせていただきました。結果「とりあえずシール貼ってあるネタを切り口に話をしていけば良い」という大変便利な結果を得ました。素晴らしいです。ナンパ師には夢のソリューションでは無いでしょうか(ぼくナンパしたことないけど。そんな勇気ないよね!)。この名札システムは、今後のLOCALイベントの標準にしていくと良いのではないか、ぐらいに思いました。釧路OSSさんには、この作り方一式(ハガキ裏に印刷したり、シール作ったり)のノウハウをどこかにまとめて公開しておくべきではないかと思います。そして、斉藤さんはどこか全国規模のイベントで、この方式についてLTしてくるといいと思います。これ、それぐらい素晴らしかったです。
あ、もちろん、そんなわけで、懇親タイムは当初の懸念を吹き飛ばして大成功だったのではないかと思います!いろんな人とお話が出来ました。楽しかったー。
懇親会について
釧路に何を楽しみに行くって、そりゃ魚に決まってますよね。今回の懇親会費用は5000円、なかなか強気の価格設定っ…!と思ったけど、さすがに納得のクオリティでした。
牡蠣、でーん。これで4人前、とかだと思うんですが、なんか2人ぐらいでモサモサ食べてました。しあわせ。
このほっけがおいしかった!個人的にはMVP。いやPlayerじゃないな、FishだからMVF。他にも蟹だの寿司だのラーサラだの、これでもか!という感じでしたが、やっぱこのほっけですねえ。おいしかったです。札幌市民も納得の釧路クオリティでした。
1次会後、僕は2次会まで参加して、素直に撤収しました(翌日の運転があるから)。聞くところによると、4次会ぐらいまではあったらしく。みんな若いなー(棒)、というところでした。締めのラーメンは、食べておけばよかったなあ。
以上、マトモなイベントの感想でした。以後、ここまでにも増して下らなくなりますので、読み飛ばしてください。
澤田北海道ツーリストについて
冒頭でもちらっと述べましたが、今回は遠征と言う事で、バスツアーを企画しました。マイクロバスをレンタカーで借りて釧路往復、という算段です。実のところ、せっかく中型免許を限定解除したんだから、マイクロバスに乗りたいという、実に個人的な動機も大きいです。
そんなわけで、ツーリストとか名乗っていますが、まあ言うまでもなく悪ノリです。あ、ただし、澤田北海道ツーリストの北海道は重要です。だって、ぼく、近畿日本ツーリストさんみたいに道外は案内できないもん。土地鑑ないところは、ちょっと。
マイクロバスって、借りられる営業所が限られている事が多いのです。今回は日産レンタカーさんで借りてきたのですが、新千歳空港営業所のみの対応ということで。8:00から営業の店舗に7:30に押しかける暴挙を成し遂げました(※事前に30分前には人がいるから来ていいよ、の確認は取っています)
簡単に流れを説明すると、7:50借受、8:00 南千歳組合流、8:26 輪厚PA、8:40頃大谷地組合流、9:50頃 夕張、という流れでした。早く道東道繋がってほしいところです。その後坦々と駒を進めていたのですが、占冠の道の駅で面白イベントが…
消防車と救急車のデモをやっていたのでした。そりゃ遊ぶよねー。これが11時ぐらい。
結局なんだかんだで1時間押しでの進行となりまして。1時ごろ、池田の香味屋(※バイクツーリング時に僕がお世話になる食事処)の豚丼弁当を詰みこみつつ、一路釧路へ。結局15時前に会場着となった次第です。豚丼が好評でよかった。
ふざけてる訳でも何でもなくって、真面目に無事故無検挙狙いの安全運転をしていましたよ!!この日の走行距離は400kmちょいってところでしょうか?まあ、余裕ですね。勝手知ったるルートだし、かなりの部分が高速になってくれたし。
2日目は、10時ごろからわらわら集合して、給油など。で、11時前に和商市場で、皆さんに勝手丼を楽しんで頂くなど。僕は何回も食べてるし、駐禁切られるわけにいかないのでお留守番。鉄砲汁おいしかったです。
その後釧路湿原の観光など。
ここはワイコン持ってきた@smokeymonkeyの一人勝ちだと思った。17mmじゃ、狭いもんなあ。ここまでの道路が、こう、脱輪フルな路肩弱しで、中型ペーパーとしては緊張感がありました。いや、落とさないけどさ。教習所のクランクって重要だなーと思ったのでした。
そんなこんなで昼食の時間になり。本当はざんたれを食べる予定だったのですが、店が大盛況につき入れないという事で、予定を変更してスパカツの方向に。スパカツも待ち時間があったので、軽くぬきでアップを。
で、心の準備ができてから、本命のスパカツへ。
大変おいしゅうございました。やっぱ、抜き、いいわー。スパカツは、麺が、熱い。何とかならんものか。初めて食べた時は、舌を火傷した気がする。
そんなこんなで名残惜しくも釧路を後にします。15時過ぎぐらいかな。38号線は、みなさまよくお休みでした。そりゃ、4次会まで飲んで、昼ごはんお腹いっぱい食べたら、眠いですよね。コーラを飲んだらゲップが出るのと同じぐらい(ry というやつです。
まあ、ぼくは、あ、安部礼司が聴ければわりと幸せな日曜日を過ごせるので何の問題もないのです。淡々と移動しまして、帯広市内で菓子観光など。
スイートポテトを買えたので、わりと満足です。帰宅後においしくいただきました!あと、六花亭本店に初めて行った気がします。あんなところにあったのか。あ、柳月の無料コーヒーが意外と嬉しかったです。
その後も淡々と移動です。帯広でラーメンが食べたくなり某氏にtwitterで@するも「コンビニでカップヌードルにお湯入れてもらえ」という的確なアドバイスを頂いたので完全スルーするなどのやりとりがあったことは、申し添えておきます。
淡々と移動していたのですが、まあ、暗くなると酒が飲みたくなるのは性というやつですよね。夜8時の占冠ではビールは買えないぞ。いい子のみんなは要注意だ。大変な目にあいましたよ、全くもう。Aコープやってないと、どうしょもないんですね…。一応記憶にある個人商店まで行ってみましたが、やってませんでした。最寄りコンビニは日高とか、かなりハイレベルです。そんな中、樹海ロードの暗い中を走りながらこの自販機を見つけた僕はもっと評価されてもいいと思います。
めっさ、昭和。かろうじて通電している自販機。次々売り切れていくビール。切れている賞味期限。
胸熱。たまんないよね。もうちょっとでビール・発泡酒を買い占めるところでした。いや、まあ、ぼくには全く関係ないんですけどね。敢えて一言だけ言うなら、@HaseHiro++。
そんなこんなで、23時ごろには札幌駅に無事到着し、札幌界隈の方をちまちまと降ろしつつ。その後夕食のため小休止を挟んで、札幌を出たのが25時。苫小牧を経由して数名降ろし、28時ごろに室蘭工大に到着しました。
ここで最後の乗客を降ろして、責任の大部分は無事終了です。あとは、ちんたらと千歳空港まで戻って、朝8時にバス返却するのみ。さすがにこの辺まで来ると、集中が1時間ほどしか続かない感じになっているので、休憩を多めに入れつつの移動です。時間に余裕があったので白老で1時間ほど仮眠も取り、31:30ごろ、無事にバスを返却しました。
あとは徒歩で南千歳まで戻ってエアポートで新札幌、地下鉄に乗り34:00に大帰宅、営業終了という次第でした。
走行距離は二日で1100キロぐらい。まあ、普通に考えるとちょっと走ったかなあ、という感じの距離ですが、実際は大したことないです。それなら、国道四号を一気走りして冬コミに遊びに行った時の方がキツかったです。なんせ、北海道の勝手知ったる道ですし、高速道路をかなり使っていますからねえ。とはいえ、慣れていない方がこの旅程を参考にするのは、相当お勧めしないです。きっと、測定で捕まるか、居眠り運転で事故を起こすかになると思います。自分が無理だと思う事は、しないのが一番ですね。
まあ、無事故無検挙で何よりだったと思います。旅費も、釧路往復して6000円なら良心的でしょう。あ、そうそう、旅費の内訳について、簡単に収支報告しておきます。
- マイクロバスレンタル 48時間 66,097円
- ガソリン代 1,087km 212.36L 27,115円 (ガソリン車, レギュラー)
- 高速代 (ちゃんと計算してないけど) 1,000円(以上はしてるはず)
合計で94,212円 を14で割ると一人当たり6,729円。ということで、ボったりはしていませんのでご安心くださいませ>利用者各位
バスここなうについて
記事にしようしよう、と思ってなかなか記事に出来ていなかったのですが、最近ご縁がありましてiPhone3Gから3GSに乗り換えました。で、今まで使っていたiPhone3GをさっそうとJailBreakしまして、SIMフリー化。docomoのデータ通信定額のSIMで第二の人生を過ごして頂くことにしました。そこでバスここなう、ですよ。
モノ自体は今ココなう!が近いと思います。 じゃあ何故それを使わなかったかって、自分でやってみたかったから、です。それ以上でもそれ以下でも無いんですが、、、あと、データを自分のところに持っておきたかった、といういつも通りの理由もあります(←外部サービスが好きじゃない人)。
とはいえフルスクラッチもダルいので、とりあえずググったところ、posupdater というものが参考になりました。perlだったのでPHPにしたり、iPhone用のJS部分は何回か実験していくなかで表示を追加したりタイムアウト処理を入れたり、まあ各所それなりに手を加えていますが、大まかな形はposupdaterを踏襲しています。ライセンスよくわかんないんだけど、githubに公開して手引も書いてくれているので、まあ自分で改変して遊ぶ分には問題ないんじゃないかと思います。使いたいと仰って下さる方がいらしたので、も少し手を入れて公開しようかなーと思います。結構面白い。
何が良かったって、現在地がどこか一目瞭然なところですよね、やっぱり。近い将来デッドリンクになると思いますが、一日目の軌跡、二日目の軌跡。一日目と二日目の合算の軌跡はこんな感じでした。
自分でデータ持ってると、ちょっとSQL書き変えるだけで合算とか簡単に出来て楽しいです(オリジナルはデータファイルに座標履歴を保持していたので、DBに持つように変更してみた)。とりあえず今は表示する軌跡の選択機能や、パスワード設定なんかが出来ないので、その辺の表示系機能を改良してみようかなーというところですね。
あと、思ったより、docomoが頑張ってくれてますよね。軌跡があるところは、3G網で位置情報を投げられたところです。iPhone 3Gは800MHz帯を使えないはずなので、2GHzのみで頑張っているのだと思います。すばらしい。softbankでやるとどうなんだろう、という興味もありますが。まあ、そんなところです。
あと何か書き忘れたことは無いかな。なんか、色々思うところがあって、あれもこれも、と下書きを重ねるうちに時間だけが過ぎていってしまった感じです。日記書くのが遅くて本当に申し訳ないです。何にしても、今回のLDD10fallは大成功だったと思いますし、釧路OSSコミュニティの躍進に期待しています。みなさんお疲れさまでした、また遊びましょーねー!
LOCAL PHP部 #11
8月 29th
やあやあ。ちょっと、LOCAL PHP部の勉強会に行ってきたよ。いち参加者の立場で、軽くどんな感じだったか書いておきますね。
イベントの概略はこんな感じです。会場はいつもの産業振興センターです。セミナールーム9は、写真のように電源が上からぶら下がっていて、電源取り放題IYH! …とはならないのが悲しいところで。産業振興センターさん、電源は事前申請の台数しか使えないんですよね。。。この手のイベントだと、みんなPC持っているけど、直前まで何人来るか読めないところもあるし、なかなか事前申請って使いづらいように思います。何とかならないのかなあ、包括で使わせてもらえるといいんですけどね。(OSCなんかでの壁電源使用禁止も、この辺の理由が)
- nazoさん 「本当は怖いPHP」
- スライド→ http://handsout.jp/slide/2999
- unsetのキャストが個人的には面白かったです。なにあれ。
- フォント間違えましたごめんなさい(怨霊フォントとか嘘付きました。正しくは吐き溜めフォントだそうです)
- 松井さん 「Html sql」で図書館hpにアクセスしてみよう
- blog & スライド→ http://ke-tai.org/blog/2010/08/30/localphp11end/
- Snoopy久々に名前聞いた
- SnoopyってPOSTは簡単に作れた気がするので、改造しようと思えば松井さん仰る通り何とかなる気はする
- ていうかまさかのふたば
- 石田さん 「PHPでかんたんテストのススメ」
- blog & スライド→ http://d.hatena.ne.jp/iakio/20100902
- ごめんなさい内職を始めてしまい話があまり記憶に残っていないという。。。
- 石田さんの発表はデモ見ないとわかんないか
ざっとこんなところでした。石田さんごめん。
しかし、25名の参加者ってすごいと思います。PHP部単独勉強会の最高人数ではないでしょうか?(OSC北海道の松井さんのセッションを聞いて参加なさった方が多かったようです) またみんな来てくれると楽しいなあ、なんて思ったのでした。
勉強会後はいつものごとく
モツ鍋ということで。松井さんサイドがテクニカルな話で盛り上がっているところで、僕はまったりと、どーーーーーでもいーよーな話題を繰り広げていました。
今回の写真をflickrに上げています。人が写っているものは、基本的に黄色になっておりますのでご了承くださいませ。
発表者、運営者のみなさん、お疲れさまでした。ありがとうございました!
一般社団法人LOCAL 第2回 社員総会
8月 28th
やあやあ。8月27日に、僕が所属しているLOCALという団体の総会を行ったのですよ。
LOCALというのは、地域のIT技術関係に興味がある人たちで勉強会なんかで交流を深めつつお互い楽しくやっていきましょうよ、みたいな趣旨の団体です。すごく簡単に言うと。んで、僕はその代表理事をさせて頂いておりまして、総会では議長を務めさせていただきました。そんな訳で、写真があんまりないのです。
会場は札幌市民ホールの第一会議室。平日だったので、19時からの開催でした。
社員総会というのは、一般社団法人の最高決議機関という位置づけです。今回の総会で検討したのは、
- 昨年度の活動内容、会計(監査)の報告、承認
- 今年度の活動計画、予算案の審議、承認
この2点が主な内容で、議案通り承認される形となりました。議事録については、9月4日時点で作成中ですが、追って出てくるかと思います。(一般にまで公開するのかな?)
公式な発言はこの場では控えたいと思いますが、LOCALの今年度の基本的な活動としては、今までのキープコンセプトで良いのだと思います。そのベースの上で、いくつかの点において、変えていかなければならないのが現状と思います。そんなわけで、次の総会の際には、LOCAL以外の状況も含めて、今年より進んだ形になっているようにしなければなあ、と考えています。個人的に進めている話も含めて、少しずつ状況にちょっかいを出せていければなあ、と。(もちろん、LOCALも、です)
まあ、そんなわけで。終了後はいつも通りの石鍋亭ということで、おつかれさまでした。
Planet道民の実験をしてみたい
8月 26th
きっかけは @irasally との何気ないtweetのやりとりから。ちょっとやり方を考えてみたら、実現は比較的難しくなさそうなので、やってみようかなあ、と思ったのだ。
ソフトウェア開発に関わっていない方だと「そもそもPlanetって何?」って話になると思います。例えば、Planet PostgreSQL JPというものがありまして、こちらでは日本のPostgreSQL界(どこ)を引っ張る面々による、超面白い(テクニカルな)PostgreSQLの記事がまとめられています。これ、各記事の「more」ボタンを押してもらえばわかると思うんですが、全部、それぞれの方のblogの記事の転載なんですよ。いや、転載というと言葉が違うのですが。
こんな雰囲気で、様々なソフトウェアのPlanetというのが存在しています。先のPlanet PostgreSQL JPのページだと、右サイドバーに”Planetarium”とあるのが、それです。
さて。それで、何をしたいのか。実験サイトの方に軽く書いてみたので、良ければ読んでみてください。実験サイトはいつか潰しちゃうかもしれないので、まるっとコピペしておきます。
Planet EZOについて
いわゆるplanetです。(planetとは、blog集積サイト、とでも説明すればよいでしょうか)
Planetというと「ある特定のソフトウェアのblogを集める」という切り口が一般的かと思いますが、regionalなplanetもあるようです。では「ソフトウェア技術や勉強会に興味のある道民」というくくりでplanetを作ってみるとどうなるだろう?という実験です。
ブログでTLを作ってみたい
例えば、勉強会が開催されたときに、それぞれがブログに書いた感想が集まってくるような。特にイベントに関係なくても、ソフトウェア技術的な話題が集まってくるような。そうやって集まってくることで、近くにこんな事やっている人がいたのか、なんて見えてきて、ちょっと楽しそう僕もやってみたいな、なんて思えるような。そんな雰囲気に持って行けたら面白いなあ、と思っています。
最近マイクロブログが、というか要するにtwitterでのやりとりがすごく活発で、それは楽しいし良いことだと感じます。ノリとしてはそんな雰囲気で「ソフトウェア開発や勉強会なんかに興味がある人のブログのタイムライン@道民リスト」みたいな感じだと楽しいのかなあ、と思うのですが、どうでしょう?
いや、もちろんtwitterでいいんだと思うんですよ。でも、twitterって、すぐ流れちゃうじゃないですか。それに、やっぱり140文字って善し悪しなところ、あると思うんです。イベントの感想書こうとしても「楽しかった!ありがとうございました!」になっちゃうじゃないですか。ちゃんと何が良かった、どこは改善した方が良い、って書くのであれば、それはやっぱりblogの方が得意なのだと思うのですよね。技術的な事を真面目に書きたい場合も、そうなんじゃないかと思うのです。
そういった、ある程度まとまった量の文章の、流れがとても緩やかなタイムライン的なモノが出来たら面白いんじゃないかなあ、そう思うのです。それって、誰が誰だかわからない、これから勉強会に参加してみようかな、と思っている方にとっても、読みやすいものになるんじゃないかな、と思うのです。
ちょっと、試しにやってみません?>道民のみなさん
こんな感じです。
本格的に回すにあたっては、まだ考えないと行けない壁がいくつもありそうな気はしています。例えば
- どういう条件で登録できるようにするの?誰でも登録できたらSPAMブログくるよね?
- くだらない与太話はどこまでOK?
- 告知はある程度はもちろんOKだろうけど、どの辺までが「ある程度」?
- 誰かがモデレートするようなことするの?
などなど。。。考え出すとキリがないんですが、まあ、何事も実験かな。ということで、やってみようかなーと思っています。
それで、お願いです。この趣旨に賛同してくださる道民の方いらっしゃいましたら、@bokusamaあたりまで連絡いただけませんか?RSSフィードを実験サイトに登録してみたいと思います。
僕はWordPressでブログを運用しているので、タグとして「Planet」を自分のblogに設定し、Planetタグがついている記事のみのRSS(2.0, 記事全文)を、Planetに投げ込もうと考えています。WPなら、http://bokulog.swd.cc/feed/?tag=Planet みたいな感じで取れるはず。この記事が、その一発目。さて、どうなることでしょう。
いま、勢いで遊んでいるような感じなので、これが@irasallyさんのイメージしていたものと同じかどうかはわからないのですが。どうだろう、大きく外れてないといいなあ、などと思いつつ、実験してみます。































































